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タイ編

ราชอาณาจักรไทย
(タイ王国)





クレヨンしんちゃんはタイでも紹介されており、テレビアニメ放映国リストによれば、かなり早い時期からクレしんが知られていたようです。そもそもタイでは、香港などのように、日本の漫画やアニメが広く紹介されている国の一つのようです。

そのタイでのクレヨンしんちゃんのタイトルは、以下のタイ文字で表記されます。

เครยอน ชินจัง

これは、日本の「クレヨンしんちゃん」をそのまま訳した、つまり「クレヨンしんちゃん」をタイ文字で表記したものですが、発音は若干異なり「クレーヨーン チンチャンというものになります。

最初の「ク」の発音は「kh」で表記され、息をもらしながら発音をするというもので、日本語の「く」とは少し異なります。また、子音のみの音節なので、閉音節になります。

「レー」はそのまま「ree」と発音し、「ヨー」の「オ」の発音は日本語の「オ」とは異なり、口の中を広くして「ア」を発音するように「オ」と発音するものです。「ン」はそのまま「n」の「ん」です。

「チン」ですが、これは厳密に言えば「チ」と「シ」の間のような音で、息をもらしながら発音するというものです。日本語(カタカナ)で表記する場合は、「チ」とするのが一般的なため、あえて「チ」としてあります。

余談ですが、タイのタクシン・チナワット首相のチナワットの「チ」も、上記の「チンチャン」の「チ」と同じ表記です。つまり同じ発音なのですが、タクシン首相のフルネームは、欧米のメディアでは“Thaksin Shinawatra”と表記されます。

ここで、チナワットの「チ」に当たる部分(つまり「チンチャング」の「チ」)が“sh”と、つまり「しゃ行」の発音として表記されているのがお分かりいただけると思います。ここからでも、「チ」と「シ」の中間の音だということが分かり、国によって発音の表記法にズレが生じるという事例でもあります。

続いての「チャ」は日本語の「ちゃ」と同じだと考えていただいて差し支えありません。

最後の「ン」という発音ですが、これはタイ語の末子音の一つで、「ん」の発音と似てはいますが、見ての通り若干異なる形のものです。

タイ語の発音についてもっとお知りになりたい場合は、タイ語の教本などをご参照ください。

さて、現在管理人の手元には単行本の17巻のみがあります。これは、タイでなく、日本のネットオークションで入手した物です。値段は35バーツ(約106円)です。

また、タイ語は横書きなため、韓国版やアメリカ版と同じく、本の綴じが日本語版や中国語版と逆で、絵も左右に反転されています。さらに書きますと、本のサイズは日本版よりも小型で、日本版のサイズが縦は約21センチ、横は約15センチなのに対し、タイ版は縦が約18センチ、横が約12.5センチです。しかも、紙質もやや悪いです。

管理人の持っている単行本は17巻ですが、日本の17巻とは内容が異なります。まず、表紙が日本版の26巻と同じなのです。そして、内容ですが、25巻から26巻の話が収録されています。

具体的に言うと、25巻のc-2(しんちゃんのおはなし王国 またまたオラの大ピンチ編の「もらい泣きセールスマン」)から、26巻のe-4(ユニークお嬢さま園児にオラとってもゴめいわく編の第4話)までです。なぜ、日本版の17巻と内容が異なるのかは、残念ながら不明です。

ページ数は奥付の含め、173ページです。また、サブタイトル間の空白のページいっぱいに描かれる活字(「お?」や「たっ」など)は、タイ語ではなく日本語そのままとなっています。

出版社はNED COMICSというところで、発行年は(日本版の25、26巻と同じく)2000年のようです。

このタイ版の17巻の内容で、一つ興味深い事を挙げると、同書にはしんちゃんのお話バトル!オラに‘‘不可能’’はない編の「しんのすけ★ひまわりのエスパー兄弟」という話(日本版の26-d-2に該当)が収録されています。

この話で、ひろしの会社が破壊されるシーンが出てくるのですが、その会社の看板には、当然ながら社名である「双葉商事」と書かれているのですが、タイ版では「NED 」と書かれています(「NED」の後も何かタイ語が書かれていますが、残念ながら読めません)。つまり、タイ版を発行している現地の出版社に変わっているのです。この事から、もしかしたらタイ版のクレしんの舞台が春日部ではないという可能性もゼロとは断言できないかもしれません。

タイ事情について、管理人が知っているのは以上です



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