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嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦
あらすじ


※DVDチャプターリストの一番最後のチャプターの時間と総時間は、
著作権に関する警告画面(「おことわり」)が収録されている関係で、
実際の上映時間より若干長くなっていますが、ご了承下さい。




DVDチャプターリスト


01.合鍵?(2:55)
02.アクションスパイしんのすけ(4:31)
03.能力テスト(7:26)
04.訓練(6:09)
05.アクション戦隊ごっこ(7:48)
06.プランB076(6:03)
07.正義の世界へGO!(5:22)
08.ヘガデル研究所(5:12)
09.認証(5:22)
10.メガヘガデルU(6:10)
11.ミッション完了(5:24)
12.オラ…だまされた…(5:48)
13.ヘレブシアター(7:35)
14.父ちゃん、ゴメン…!(6:31)
15.正義のコンビ(8:00)
16.食べちゃえばいいんだ(8:17)
17.ホントの名前(5:14)
18.エンディング(3:48)




総時間:107分35秒

※カッコ内の数字は、そのチャプターの時間を表示



1.オープニング

アメリカ合衆国、世界人類スリーサイズ調査センターに一人の少女が忍び込んだ。少女は「合鍵」を見つけるために、母親と連絡を取りながら内部のコンピューターを作動させて、「合鍵」として最適な一人の人間を発見する。その人間を衛星の映像で確認すると、ケツだけ星人を目の当たりにし、少女は困惑する。その人間は野原しんのすけだった。

(オープニング)
『T.W.L』
作詞・作曲:北川悠仁
編曲:野間康介
歌:関ジャニ∞
(テイチクエンタテインメント)
(敬称略)



2.アクションスパイしんのすけ

『アクション仮面』のDVD(19巻)を観ていたしんのすけは、すかしっぺをしてしまい超高級茶の匂いをかごうとしたみさえとひろし、ひまわり鼻に入ってしまう。ひろしはすかしっぺではなく音を出してしろと言い、しんのすけが音を出して再びおならをしようとすると、二人はみさえにゲンコツを受ける。

しんのすけが外を歩いていると、アクション仮面のマスクが落ちてくる。しんのすけがそのマスクをかぶると、アクション仮面がしんのすけを名指しで呼ぶ映像が映し出される。アクション仮面はしんのすけをアクションスパイに任命すると言い、コンビを組むエージェントのレモンに詳細を聞くように伝え、映像が終わる。しんのすけが再び映像を再生しようとすると、アクション仮面から指令は一度しか伝えないと言われ、マスクは破裂する。すると、後ろに一人の少女が立っていた。世界人類調査センターに侵入していたその彼女はスノモノ・レモンと名乗り、アクションスパイとして一緒にコンビを組むように言われる。しかし、しんのすけはケツだけ星人をする。レモンはアクション仮面に電話を取ってしんのすけがアクションスパイになる気がないと伝えると、アクション仮面と話をしたがるしんのすけはアクションスパイになると言う。レモンは黒いスパイ用のスーツをしんのすけに着替えさせ、最初の任務遂行に向かう。



03.能力テスト

レモンとしんのすけは美術数男の邸宅の庭に忍び込み、屋根裏から低宅内に潜入する。しかし、屋根裏でしんのすけは持参したカエルの着ぐるみに着替えたり、床の隙間から若い女性を凝視したりして、レモンを困らせる。二人は美術数男の高価な美術品が保管された部屋に忍び込む。レモンは部屋中に釣り糸が張っていて、触ると警報装置が作動するので触らないようにしんのすけに言うが、しんのすけは触ってしまい警報が作動する。美術数男が部屋に入ってくるが、レモンとしんのすけは机の下に隠れる。しんのすけはレモンの出身地を訊くが、レモンがスカシペスタンという国の名前を言うと、しんのすけはすかしっぺしたと勘違いして声を出してしまい、美術に見つかりそうになる。レモンはイスを美術にぶつけ、ひるんだスキにしんのすけを連れて窓から逃げ出し、邸宅を後にする。そして、邸宅の前にあったゴミ捨て場のゴミを捨てる日を確認し、任務は完了する。

その後、レモンはしんのすけにアクション仮面と電話をさせて、一枚の紙を出す。その紙にはアクションスパイとしての訓練からミッション、そしてアクション仮面との握手までの過程が書かれていて、訓練が終わるたびにアクション仮面のシールがもらえるとしんのすけに伝える。シールが揃うとプレミアムアクションパネルが完成し、アクション仮面と会って握手することができるということに、しんのすけは期待を胸に膨らませる。レモンはしんのすけにスパイであることは口外しないように約束し、別れる。

その夜、空き地に停めてあったバンの中で、レモンはテレビ電話を通じて両親のライムとプラムに「合鍵」であるしんのすけの能力について報告を行うが、母親からあまり芳しい結果ではない、うまく動かすように言われる。連絡を終えてため息をつくレモンを、運転席から一人の女性が哀れむ目つきで見つめていた。一方、スカシペスタン共和国では、ライムとプラムが支配者のナーラオとヨースルに状況を報告する。ナーラオとヨースルはメガヘガデルUの入手を楽しみに待つ。



04.訓練

翌日(?)、レモンは野原家にやってきて、みさえに挨拶してしんのすけを連れ出す。公園に行くと、レモンは自分のパイフォンを出してしんのすけに、アクション仮面からのメッセージを見せる。アクション仮面によると、ある国の悪の博士がアクション仮面の大事なカプセルを盗んでいるので、それを奪い返してほしいと二人に依頼する。レモンはその任務に向けてさっそく訓練を開始すると言い、まずはバーの下をエビぞりで通る訓練をを行う。すると、風間君とネネちゃんとマサオ君とボーちゃんがやってくる。レモンは4人に自分はアクションスターを探している芸能トレーナーで、スターのある見込みのある子供としてしんのすけに芸能活動をするための訓練をさせていると話す。しかし、風間君が子供のトレーナーがいるわけないと言い出し、レモンは鉄棒の上に立ち、宙返りなど大人顔負けの運動神経を披露し、4人を驚かして信じさせる。レモンはしんのすけに一枚シールを渡し、その後もブランコに乗り、でんぐり返し、お尻で柵の上を進み、エビぞりの練習、コサックダンスで縄跳びなどの訓練をしんのすけにさせるレモン。風間君らはその様子を不審に思いながら眺める。しんのすけはシールが増えていくことに機嫌を良くする。その後、河原にやってきたレモンとしんのすけ。レモンはスパイヨーヨーの訓練を開始、しんのすけにヨーヨーを木に引っかけさせるが、最初は股間にぶつけてしまってうまくいかないしんのすけ。レモンはうまくできることをイメージしてやるように言ってお手本を示すと、しんのすけも木に引っかけることができて枝の上に行ってしまう。レモンも枝の上に来て、自分も昔は何もできなかったけどやればできると自分に言い聞かせていて一人前のスパイと言われるようになったことをしんのすけに伝える。風間君たちはレモンとしんのすけの様子を、相変わらず不審な態度で眺めていた。その頃、川に止めてあったスワンボート二人の男もしんのすけたちの様子を見ていた。



05.アクション戦隊ごっこ

レモンは悪の研究所には空から潜入するからと、しんのすけに凧をつけさせて空を飛ぶイメージトレーニングを行わせようとする。すると、レモンのパイフォンから母親から電話がかかってきて、レモンが電話で話しているスキに、しんのすけは河原でバーベキューをしていた女性たちをナンパしにいく。すると、スワンボートに乗っていた二人の男、ジャガーとマッシュがしんのすけを弟と読んでスワンボートに乗せる。レモンは母親から自分たちの情報がヘーデルナ王国に漏れている可能性があることを伝える。電話が終わると、レモンはしんのすけがジャガーとマッシュに連れ去られるのを見て、イツハラという人物を呼び出すと、バンがやってくる。しんのすけが連れ去られたのを芸能プロのスカウトと勘違いした風間君らの4人もしんのすけらを追いかけており、レモンは4人にヒーローショーのオーディションで子役が足りないからと、4人に協力させる。レモンは4人と共にバンの中からモーターボートを発進させてスワンボートに体当たりする。風間君ら4人はマッシュに攻撃するパフォーマンスを演じてついでに自分たちの宣伝も行う。レモンとしんのすけはジャガーを倒して、結局ジャガーとマッシュの二人は撃退される。その後、レモンは風間くんたちに審査後に連絡すると言い、しんのすけと共にバンに乗る。しかし、レモンたちが去った後、連絡先を告げていない事に気づき悔しがる4人。その頃、ジャガーとマッシュはヘーデルナ王国の「悪の博士」ことヘガデル博士に状況を報告し、スカシペスタンのスパイであるレモンたちがメガヘガデルUを奪いに来ることを警告する。ヘガデル博士は自身の研究生活50周年パーティーまでにヘーデルナ王国に戻るように言い、二人は帰還することに。



06.プランB076

バンの中でレモンはシールを貼っていき、悪の研究所にいよいよ出発することをしんのすけに伝える。任務終了後にはアクション仮面と直接会えることを知らされたしんのすけは興奮するが、運転手に自分の家にすぐに戻って欲しいと伝える。運転手の女性は家政婦のイツハラと名乗り、しんのすけの言う通り野原家に向かう。家に着くなりしんのすけはテレビで『アクション仮面』を鑑賞する。一緒に鑑賞していたレモンはしんのすけのアクション仮面好きを目の当たりにするが、トイレに駆け込んで母親にパイフォンで遅れた定時報告を行う。ヘーデルナ王国の人間が「合鍵」のしんのすけに接触するが撃退に成功したことを伝えるレモンは、母親から「プランB076」という野原一家全員を移送するよう指示される。その後、レモンは親が仕事で留守のため春日部の親戚の家で待っているということで、野原家の夕食に参加する。ひろしとみさえはレモンとの会話で彼女の両親が非常に厳しいことを知り、ひろしはレモンにまだ子供なのだから我慢しなくて良い、寂しい時はうちに来るように言う。レモンは廊下に出て寂しい表情を浮かべるものの、玄関のドアを開けてスカシペスタンの黒服姿の女の戦闘員たちと合流する。その後、居間に戻ったレモンはしんのすけがオナラをするとガスマスクを装着し、ひろしとみさえは驚かせる。すると、レモンは催涙ガスを出して野原一家全員を眠らせ、潜入してきた戦闘員たちが窓を開けて外に流れたガスでシロも眠ってしまい、野原一家はスカシペシタンの戦闘員に拉致される。



07.正義の世界へGO!

ひろし、みさえ、ひまわり、シロが目覚めると、見知らぬ部屋の中にいた。窓を覗くと、そこは飛行中の飛行機の中にいることが分かり、ひろしたちは狼狽する。一方、しんのすけは別室でレモンに起こされ、チョコビを渡されてアクション仮面とレモンの両親が現われる映像を見る。アクション仮面はしんのすけに任務の詳細を伝える。アクション仮面によると、ヘーデルナ王国の邪悪な科学者ヘガデル博士が正義の力のつまったアクションパワーカプセルを盗んで、世界征服のために秘密の要塞のヘガデル研究所に隠しているという。そこで、しんのすけとレモンがアクションパワーカプセルを返してほしいと言い、レモンと準備に取りかかる。スパイ用のスーツに着替え、パラシュートと空を飛べる装置であるブリフォンを装着している際、しんのすけはレモンの一家がアクション仮面と知り合いであると聞いて興奮する。飛行機が降下ポイントに近づき、飛行機の後部が開くが、しんのすけは怖がって飛び降りることができない。すると、レモンに河原のおねいさんたちが下にいるとイメージするように言われ、しんのすけは妄想の世界に入って飛行機から落ちる。空中でしんのすけはパニックになるが、レモンがしんのすけのブリフォンをリモコンで遠隔操作し、火の噴いたブリフォンで二人はヘガデル研究所へ飛んでいく。パラシュートで降下すると、いたのはおねいさんではなくイツハラだった。レモンは後片付けをイツハラに任せてしんのすけとヘガデル研究所に向かう。



08.ヘガデル研究所

ヘーデルナ王国、ヘガデル研究所。研究所の前庭にある温室では研究所の50周年記念パーティーが開催されており、新種のトロロイモの試食会が行われていた。レモンとしんのすけは研究所に近づき、メガヘガデルUを奪取する計画をしんのすけに伝えるレモン。まず、研究所内の監視カメラを管理している1階の警備室を叩き、次に9階に移動して、フロア中央のセキュリティゾーンまで行き、そこから先はしんのすけが一人で行くことに。セキュリティゾーンの侵入者を排除する仕掛けをかわして、奥にあるゲートを抜ければ極秘研究室に入れるとのこと。レモンによると、博士はパーティーに出席中で留守なので、そこにあるカプセルを取ってくるようにしんのすけに言うが、しんのすけはあまり理解していない様子。その後、レモンとしんのすけは女の子用のパーティードレスに着がえ、温室の前で親とはぐれてしまったと泣くふりをする。ジャガーとマッシュにスカシペスタンからのスパイが来ることを警告されていた受付けの男は、変装して泣くしんのすけとレモンがスパイだと気付かず、迷子放送をしてもらうよう、警備室への行き方を教える。レモンとしんのすけは泣くふりをしながら素早く歩き、再び別の服に着替える。警備室で監視カメラの映像を監視している男二人に、マッチを買ってくれと頼む。二人の男はレモンたちを追い出そうとするが、レモンはマッチに火をつける。しかし、すぐに消えてしまい、今度は一度に何十本ものマッチに火をつける。慌てる二人だが、レモンがマッチの箱に火のついたマッチ棒を押し込むと、催涙ガスが噴出し、ガスを浴びせられた二人の男は眠ってしまう。レモンは警備室内のあったマスターキーを奪い、しんのすけと研究所内のエレベーターに乗り込むジャガーとマッシュの姿を見て、階段へ向かう。



09.認証

マスターキーでドアを開けて階段を登るレモンとしんのすけ。しかし、しんのすけは9階まで上がらなければならないことに愕然とし、最初は駆け上がっていたものの、次第にペースが落ちて、9階に来た時は疲れきっていた。その後、天井付近の通風口に入り、天井から研究室の様子をのぞき見するレモンとしんのすけだが、しんのすけは音を立ててオナラをしてしまい、レモンを焦らせる。フロア中央まで到達した時、セキュリティゾーンの前にいる二人の見張りが自分たちとは逆の方向を向いて監視していることから、レモンは音をたてなければ見つからないと判断するが、予め知らされていた情報とは異なり、セキュリティゾーンの入口がずれていた。そこでレモンはしんのすけを紐で吊るし、体を振り子のように揺らして入口に入らせようとする。しかし、なかなか入口に到達できず、ズボンが天井の釘に引っかかってしまう。一方、二人の見張りはゴキブリを捕まえるのに夢中でしんのすけに気付いておらず、しんのすけは服が一部破けた勢いで入口の潜入に成功する。レモンはしんのすけにゴーグルのスイッチを入れるように無線で指示を出す。スイッチを入れると赤外線が見えて、しんのすけは極秘研究室までの道に張り巡らされている赤外線をよけながら進み、極秘研究室の扉にぶつかる。すると、しんのすけの体格からヘガデル博士本人と認証されて、遂にしんのすけは極秘研究室に入るが、レモンとの無線が途絶えてしまう。



10.メガヘガデルU

極秘研究室に入ったしんのすけはヘガデル博士と対面する。ヘガデル博士はパーティーに出るのをやめてしんのすけが来るのを待っていたという。ヘガデル博士はしんのすけが取りに来たというカプセルの話をするからと、しんのすけにジュースを差し出す。ヘガデル博士としんのすけはジュースを飲み、しんのすけにまず自分のことを話し始めるヘガデル博士。ヘガデル博士によると、ヘーデルナ王国はあらゆるイモの名産地で、子供の頃にイモを食べるとなぜ屁が出るのか不思議に思い、一生懸命に勉強しているうちに科学博士になってしまったという。しかし、屁は地球環境に悪影響を及ぼすとされており、そこでヘガデル博士は屁の出ないイモを作ろうとしたら、逆に少し食べるとものすごい量の屁を出してしまうイモ、メガヘガデルUを偶然開発してしまったという。ヘガデル博士はさきほど飲んだジュースにもメガヘガデルUをわずかに入れており、二人は大きな屁を出す。そのメガヘガデルUを狙っているのが隣国のスカシペスタンの支配者ナーラオとヨースルで、もしメガヘガデルUが二人の手に渡れば世界に混乱を招く可能性があることをヘガデル博士が言うと、しんのすけは捨てることを勧められる。しかし、ヘガデル博士はなかなか捨てられないと言い、捨てるべきか否か悩んでいると、しんのすけはメガヘガデルUの入ったカプセルを見つける。状況をよく理解していないしんのすけは、アクション仮面に頼まれていたカプセルを取り戻すべく、それを持って極秘研究室から出て行ってしまう。ヘガデル博士はしんのすけを追いかけるが足に小指をぶつけてしまい、パーティー会場の受付にいたジャガーに電話を入れる。



11.ミッション完了

極秘研究室を出たしんのすけはレモンからそのまま突っ切るよう言われる。しかし、赤外線が反応してしまい、壁にある無数の穴から大量のトロロイモが流れ出て、慌てて逃げるしんのすけ。その頃、フロア中央にいた見張り二人はジャガーとマッシュにスパイが侵入うしていることをなじられていたが、セキュリティゾーンからトロロイモが流れててきて、しんのすけと共にトロロイモの流れに巻き込まれてしまう。レモンは天井からしんのすけを救い出し、窓を開けてスパイヨーヨーでパーティー会場へ移動する。その後も逃走を続け、レモンは森の中に隠していたブリフォンをしんのすけと装着し、崖から飛び降りてブリフォンを作動させて飛んでいく。その後、二人はイツハラの運転するトラックの荷台に降りて、メガヘガデルUの入ったカプセルを確認したレモンは任務完了をしんのすけに告げる。しんのすけはシールをもらい、残りはアクション仮面と握手だけとなり、喜ぶしんのすけ。その後、しんのすけが眠りにつくと、レモンは母親からかかってきた電話に出て、メガヘガデルUの入手を伝える。



12.オラ…だまされた…

スカシペスタン共和国到着後、レモンとしんのすけはレモンの母親のライムと父親のプラムと会う。4人はモノレールに乗り、プラント島に行く。その島のヘレブプラザの中にある最高司令室で、ナーラオとヨースルに謁見する。しんのすけがアクション仮面のことを話すと、ヨースルはアクション仮面の格好をした男を呼び出す。その男はアクション仮面(郷郷太郎)とは別人で、ショックを受けるしんのすけ。ライムはしんのすけがアクション仮面好きだったので、男をアクション仮面になりきるように養成し、しんのすけにヘガデル博士の極秘研究室に行ってカプセルを取りに行かせたと言う。実は、ヘガデル博士の極秘研究室は博士の体のサイズが鍵となっており、世界にたった一人だけ博士と全く同じ体型のしんのすけだけが博士以外に極秘研究室に入ることができる人間だった。しんのすけは自分が騙されていたショックで立てなくなってしまい、ナーラオはしんのすけをヘレブシアターに連れていくよう指示を出す。ヘレブシアターの中央部には紐で吊るされたカゴのような乗り物があり、そこにはひろし、みさえ、ひまわり、シロが椅子に座らされ、バーで固定されて身動きが取れなくなっていた。そこへ、しんのすけも空いていたイスに座らされ、身動きが取れなくなる。しんのすけはひろしとみさえにそれまでに顛末を話すが、理解ができない二人。



13.ヘレブシアター

カプセルが開かれてメガヘガデルUが現れる。金の延棒のような輝きを放つその姿に見とれるナーラオとヨースルは、男性の部下たちにメガヘガデルUを包丁で切らせて、切った一部を皿に盛りつけて、野原一家の前に差し出す。ひろしやみさえは警戒するが、しんのすけやひまわりが食べるのを見て、食べてみる。味は芋ようかんを同じだが、しばらくして腹部が異常に膨張して、ものすごい勢いで大量のオナラを出す。その反動でカゴが舞い上がってパニックになる野原一家。一方、オナラはイスに付けられたホースを伝ってヘレブプラザのドームに流れ込む。ナーラオとヨースルは、メガヘガデルUの成分を分析して大量生産させ、民衆からヘレブ(屁の生産者)を2000人選出し、毎日ヘレブにメガヘガデルUを与えて屁をヘレブシアターで生産させ、その屁を濃縮し、ミサイルに充填、世界中の都市に撃つという計画を立てていた。世界中の街を壊さないでオナラの臭いを充満させ、都市機能を麻痺させることで世界の頂点に立つという、ナーラオとヨースルの目論見を知ったレモンはひどく動揺する。ナーラオとヨースルはメガヘガデルUを眺めて夜を過ごそうということになり、レモンがその警備を任される。夜、ヘレブプラザの展望塔の展望室で、ナーラオとヨースルは酒を味わいながら自分たちの夢が叶うことの悦びに浸っていた。ナーラオは会社でオナラをして会社で笑い者となり、ヨースルはオナラが原因で恋人に振られたという過去があり、二人はメモリー横町飲み屋で出会って、世界中をオナラ臭くして笑ってやろうと誓い合った事を思い出していた。その様子を無言で見ていたレモン。



14.父ちゃん、ゴメン…!

深夜、囚われの身となっている野原一家のもとに、メガヘガデルUが入ったカプセルを背負ったレモンがやってくる。レモンは野原一家を解放し、しんのすけにスパイのスーツに着替えるように言う。レモンは野原一家を連れて、建物の入口にいた警備兵を倒して、森へ案内する。森を抜けると家政婦のイツハラが待っており、日本へ帰る手配をしてくれることになっていた。レモンは騙されて機嫌を悪くしていたしんのすけに嘘を言っていたことを謝り、別れを告げる。一方、ナーラオとヨースルは酔って寝ていたが、目を覚ましたヨースルはメガヘガデルUがなくなっていることに気付く。その事を知らされたライムとプラムはナーラオとヨースルに謝罪し、車で急遽ヘレブプラザのあるプラント島に向かう。森を抜けた野原一家は崖にたどり着き、その崖の下にイツハラが待っていた。まず、みさえとひまわりがスパイヨーヨーで崖を下り、次にひろしがしんのすけとシロと一緒に下ろうとするが、アクションかめんのシールが貼られた紙を見たしんのすけは、レモンを助けに行くと言う。ひろしはしんのすけを無理に連れて行こうとするが、ひろしにオナラをしてひるんだ隙にしんのすけは行ってしまう。すると、家政婦の服を脱いでスパイスーツの姿になったイツハラが、ひろしたちに車の中で待つように言い、スパイヨーヨーでしんのすけの後を追う。ひろしたちはイツハラのバンに乗り、エンジンをかけようとするがキーが見つからず。しかし、ひまわりが助手席のスイッチを押すとエンジンがかかり、バンのタイヤがキャタピラーに代わり、細いクレーンが2本出てくる。ひろしがバンを動かそうとすると、後ろに動き出してしまう。



15.正義のコンビ

ヘレブプラザのミサイル発射ドームの1階に忍び込んだレモンは、警備に見つからないようにヘレブの屁をどうやって集めて濃縮しているかを見る。すると、しんのすけから無線で連絡が入り、助けに向かっていることを知る。レモンはしんのすけに日本に戻るように言うが、しんのすけは迷子になってしまったと言う。しかし、しんのすけの目の前には巨大なお尻の形の建物(ミサイル発射ドーム)があるとのことで、レモンは自分がその中にいることを告げると、母親のライムに見つかってしまう。レモンの歯にはチップが埋め込まれていて、決して逃げられないと告げられ、伝統あるスパイ一族の名を汚そうとしていることを咎められたレモンは動揺し、後退りをすると、父親のプラムがいた。プラムはレモンに、今ならナーラオとヨースルは許してくれるからと、メガヘガデルUを渡すように言うと、レモンは従うことにし、カプセルを渡そうとする。そこへ、しんのすけがスパイヨーヨーで飛んできて、プラムの股間にしんのすけの頭が命中し、プラムはそのショックで気を失ってしまう。しんのすけはライムに自分たちは正義のコンビだと言うと、レモンもそれに同調、ライムの言うことを拒絶し、走って行ってしまう。レモンは生まれて初めて母親に逆らったことに動揺しつつも、2階へ上がる。そこに大量のミサイルが格納されているのを目の当たりにしたレモンはしんのすけを連れて発射室に入り、メガヘガデルUをミサイルに入れて海に向けて発射して捨ててしまおうとするが、黒服の女の戦闘員たちを率いたライムが迫ってきて、断念して逃げる。レモンとしんのすけは追いかける戦闘員から逃げ回るが、途中で行き止まりになってしまう。そこへ、戦闘員たちが迫ってくるが、突然ドームが開き、レモンとしんのすけの場所とライムたちの場所が分断される。ドームを開けたのは戦闘員に扮したイツハラだった。レモンはしんのすけを連れて、太陽が昇ったばかりの外へ出て、ヘレブプラザの袋小路内を逃げ回る。車に乗ったナーラオとヨースルもレモンにメガヘガデルUを渡すように命じるが、レモンとしんのすけは追ってから逃げて、塀の小さな穴をくぐり抜けて一端を戦闘員たちをまくことに成功する。



16.食べちゃえばいいんだ

戦闘員たちをまいたレモンとしんのすけは疲れており、一旦走るのをやめる。レモンは周りにあった道具を使ってメガヘガデルUを処分するものを探すが、その間にお腹をすかせたしんのすけがカプセルを開けてメガヘガデルUを食べてしまう。それ見たレモンは驚愕し、しんのすけに吐くように言うが、メガヘガデルUの恐ろしさを全く理解せずに食べ続けるしんのすけを見たレモンは、食べてしまえば良いと思い、しんのすけが半分残していたメガヘガデルUを貪り食う。すると、ライムとプラムが付近にやってきて、メガヘガデルUを食べている二人を目撃し、やめるように言うが、レモンは世界中をオナラ臭くする計画はおかしい、この計画は実行されてはならないことを両親に懸命に説得しようとする。

レモンはしんのすけを連れて再び走って逃げるが、戦闘員を率いたナーラオとヨースルが現れ、残ったメガヘガデルUを渡すように命じられる。しんのすけはナーラオとヨースルにあげると言い出すと、レモンはしんのすけに自分の案を耳打ちする。しんのすけとレモンはケツだけ星人をして、ナーラオとヨースルを困惑させ、そして苛立たせて怒鳴って二人の口が開いた瞬間、レモンとしんのすけはメガヘガデルUの残りをナーラオとヨースルの口の中に無理やり押し込む。そこへ、イツハラの運転する車がナーラオとヨースルの車にぶつかりそうになり、二人はその衝撃でメガヘガデルUを飲み込んでしまう。イツハラの車は去ってしまい、メガヘガデルUを飲んでしまってパニックになったナーラオとヨースルは、戦闘員たちにレモンとしんのすけを処刑するように命じ、逃げる二人に向かってマシンガンを撃つ戦闘員たち。そこへプラムが戦闘員に殴りかかり、ライムもやってくる。一方、何本も細いクレーンやショベルを出して、キャタピラーで動くバンで運転するひろしたちもしんのすけを探すためにヘレブプラザの袋小路内を走らせていたが、銃声を耳にする。しんのすけのレモンはひたすら逃げ回り、ライムとプラムも戦闘員たちにマシンガンを突きつけられるが、完全防弾の車に乗ったイツハラに助けらる。一方、ひろしたちのバンはしんのすけとレモンに向かってマシンガンを撃つ戦闘員たちの横の塀を突き破り、ひまわりが助手席のスイッチをいじるとクレーンが戦闘員たちを捕まえて、さらにショベルが回って残りの戦闘員たちも逃げ回る。

その後、しんのすけとレモンはヘレブプラザから少し離れた芝生の丘の上まで逃げるが、ついに体力が尽きて倒れてしまう。すると、二人のお腹が異常に膨れだす。すると、大勢の戦闘員が二人のところへ走ってくるが、離れた位置にいたひろしたちにも見えるくらい、高さが10メートルを軽く超えるくらいにまでお腹を目の前にして呆然とする。異常に膨れたお腹から肛門が現れ、大量のオナラが出て、そのオナラの勢いで戦闘員たちは吹き飛ばされてしまう。そして、再びお腹が膨れ、二人は凄まじい勢いのオナラを出してヘレブプラザのヘレブシアターのある建物を倒壊させる。倒壊した建物は展望塔にぶつかって展望塔もミサイル発射ドームに上に倒れて、ドームが大爆発を起こす。その様子を遠くから見ていたナーラオとヨースルは穏やかな気持ちになり、自分たちが国のトップにまで上り詰めたことを思い返し、また登れるだろうかと空を眺めていた。そして、二人のお腹も異常に膨れ、オナラの勢いではるか上空へ飛んでいてしまう。



17.ホントの名前

しんのすけとレモンのもとにひろしたちとライムたちが走ってくる。しんのすけは今にも死にそうな様子で、涙を流しながらしんのすけに声をかけ続けるひろしとみさえ。しんのすけはひろしにオナラをしたことを怒っていないかを訊くが、ひろしは良い屁だったと言う。しんのすけはもはや命も尽きてしまうような様子を見せるが、、再び大きなオナラを出してしまう。ライムはレモンにこれからどうすれば良いのか分からないと言うが、プラムは家族で新しくやり直す決意をする。そこへ、ひろしたちの乗っていたバンを運転するイツハラがやってきて、レモンたちにヘーデルナ王国への亡命を勧める。そして、野原一家もレモンたちと共にヘーデルナ王国へ。ヘーデルナ王国で、ひろしとみさえはヘガデル博士にメガヘガデルUを食べてしまったことを謝罪するが、咎められることはなく、メガヘガデルUの味を訊かれる。ひろしは芋ようかんの味だったと言うが、ヘガデル博士は芋ようかんを知らなかった。別れの際、レモンはしんのすけに、自分の両親は仕事をもらえ、自分のした事も許してもらえることを伝える。身の安全のため、レモンはスパイとして会った人には住所や本名も教えるわけにはいかないが、レモンは自分の本当の名前をしんのすけにそっと耳打ちする。しんのすけはずっと正義のコンビだと言い、二人は握手を交わす。しんのすけは走って車に飛び乗ってしまい、その様子を寂しそうに見つめるレモンだが、再び笑みがにじみ出てそっと手を振る。レモンが見ていたのは、走り去る車の中からケツだけ星人をしていたしんのすけだった。



18.エンディング

(エンディング)
『イエローパンジーストリート』
作詞・作曲:TAKESHI
編曲:久米康隆・TAKESHI
ブラスアレンジ:YOKAN
歌:関ジャニ∞
(テイチクエンタテインメント)
(敬称略)




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劇場版作品のあらすじ
ハイグレ魔王/ブリブリ王国/雲黒斎/ヘンダーランド/暗黒タマタマ/
ブタのヒヅメ/温泉わくわく/クレしんパラダイス/ジャングル/オトナ帝国/戦国大合戦/
ヤキニクロード/カスカベボーイズ/3分ポッキリ/踊れアミーゴ/ケツだけ爆弾/
金矛の勇者/カスカベ野生王国/オラの花嫁/スパイ大作戦//宇宙のプリンセス/
B級グルメ