前のページ  映画編  トップページ


嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
あらすじ


※DVDチャプターリストの一番最後のチャプターの時間と総時間は、
著作権に関する警告画面(「おことわり」)が収録されている関係で、
実際の上映時間より若干長くなっていますが、ご了承下さい。




DVDチャプターリスト


01.ヒマワリ星人がやってきた!(6:48)
02.ひまわりがお姫様・・・?(3:35)
03.野原一家、宇宙へ!?(3:29)
04.ヒマワリ星到着!(5:20)
05.ヒマワリ星って?(14:20)
06.ヒマワリ姫誕生!(3:59)
07.はなればなれ(5:20)
08.ヒマワリ姫見学ツアー(5:47)
09.プリンをお届け(11:27)
10.クーリングオフ(5:44)
11.宇宙人発見!(6:58)
12.立ちはだかる大臣たち(12:40)
13.バラバラバランスの間(8:22)
14.ひまわりも地球も大事!(5:55)
15.ユルユル解放(4:44)
16.地球へ(2:36)
17.エンディング(3:19)




総時間:110分23秒

※カッコ内の数字は、そのチャプターの時間を表示



1.ヒマワリ星人がやってきた!

惑星や星が浮かび上がるドーム状の巨大な部屋で、一人の男が数人の人間たちに自分たちの星や地球が危機にあることを訴え、伝説のヒマワリ姫を連れてくるように呼びかける。

(オープニング)
『希望山脈』
作詞:秋元康
作曲:ray.m
編曲:増田武史
歌:渡り廊下走り隊7
(ポニーキャニオン)
(敬称略)

野原家、昼食後にしんのすけはみさえにプリンの残りを食べたいことを伝え、プリンをもらい皿に移す。しんのすけはプリンが食べられることを喜ぶが、ひまわりがプリンを狙っているのを見て、プリンを守ろうとする。すると、みさえはプリンを少し分けるようにしんのすけに言ってきたので、しんのすけはしぶしぶひまわりにごくわずかだけプリンを与える。しかし、満足できないひまわりは隙を見てプリンのほとんどを食べてしまう。ショックと憤りからしんのすけは戸棚から玉子ボーロを出して、ひまわりの前で全て食べてしまう。ひまわりは号泣し、みさえとひろしはしんのすけを咎めると、しんのすけは兄をやめると言って外へ出る。野原家の前には宅配便の配達員のような格好をした二人の男がおり、家から飛び出したしんのすけがひまわりなんかいらないと叫ぶのを聞いた二人は、しんのすけがひまわりの兄だと知ると、ひまわりを預けに来たと言う。



2.ひまわりがお姫様・・・?

二人は野原家に押しかけ、居間のテーブルの下にいたひまわりを見つけると、その可愛らしさに感動するが、二人は気泡緩衝材(エア・クッション)を潰して冷静になり、自分たちが春日部におり、ひまわりの性別を名前ををひろしとみさえに訊いて確認する。そして、持っていた機械の上にひまわりの手を乗せ、ディスプレイの描写から星のめぐりが“ヒマ”の刻(とき)に生まれていると、伝説のヒマワリ姫だと確信して感激する二人。二人はしんのすけがひまわりの名付け親だと知ると、しんのすけに機械のディスプレイに映し出された契約書にサインを求める。しんのすけは自分の名前とぶりぶりざえもんの絵を描いたサインを記し、プリントアウトした契約書の控えをしんのすけに渡す。その契約書は、ひまわりをヒマワリ星の姫としてヒマワリ星に預けることに同意するという内容で、その意味が理解できずに困惑するひろしとみさえ。すると、二人の男のうち太った大柄の男の頭の上に浮かんでいる小さな玉が、突然強い光を発する。その頃、風間君、ネネちゃん、マサオ君、ボーちゃんの4人がネネちゃんの考えたリアルおままごとに誘うべく野原家に向かっていると、シロを含めた野原一家全員がガラスのような透明の板のような乗り物に乗せられ、上空の円盤に連れ去られ、宇宙へ飛んでいくのを目の当たりにする。



3.野原一家、宇宙へ!?

野原一家を宇宙船に乗せた男は、自分がうっかり大臣のウラナスビンだと言い、小一時間でヒマワリ星に着くと野原一家に告げるが、ひろしとみさえは困惑する。さらに、窓の外が地球や宇宙空間が見られ、宇宙船の中が無重力状態になって、二人はさらにパニックに陥る。ウラナスビンはひまわりが見つけた嬉しさのあまり泣き出し、「星のめぐりがヒマの日にカスカベという地に姫がお生まれになる」という伝説だけを手がかりに、地球にある「カスカベ」の名のつくあらゆる町を何年もかけて探したとしんのすけに説明する。また、ウラナスビンによると、ひまわりが見つかってからは、ヒマワリ星と地球はヒママターでいっぱいになるとのこと。一方、風間君たち4人は春日部交番で野原一家がUFOにさらわれた事を警官に必死に説明するが理解してもらえず、公園でかすかべ防衛隊から地球防衛隊として動くことを決意する。宇宙船では、ひろしとみさえは自分たちが宇宙にいることを信じておらず、ウラナスビンからもらったエア・クッションを潰しながら、どんなトリックを使っているかを話し合っていた。すると、宇宙船の窓には地球とよく似た惑星、ヒマワリ星が見えてくる。



4.ヒマワリ星到着!

野原一家を乗せた宇宙船は惑星ヒマワリの上空に入る。惑星ヒマワリの地球とは似て非なる光景や宇宙船が飛び回っている様子を見ても、なお地球外にいることが信じられないでいるひろしとみさえ。宇宙船はとある広場へ着陸し、野原一家はヒマワリ星の大臣たちから歓迎される。しんのすけは大臣の中の女性(ボインダ)にナンパすると、ひまわりの名前をつけたことを褒められる。ひろしは自分たちが誘拐されたと言うと、大臣の一人(まーきゅん)はひろしの言うことが言いがかかりで、ヒマワリ星では300年も犯罪が起こっていないと言われ、ますます困惑するひろしとみさえ。そこで、大臣の一人(マズマズ)が自分たちのキングに説明してもらうと言う。野原一家はヒマワリ宮殿に連れて行かれ、宮殿内の大広間にある舞台幕が上がると、空中浮遊する寝台にごろ寝をするサンデー・ゴロネスキー大王が現れる。ゴロネスキー大王は野原一家に立ち、歓迎の言葉を告げるが、ひろしはその威圧感に圧倒される。すると、しんのすけがゴロネスキーのヒゲをいじりだす。しんのすけはゴロネスキーに腹は減っているかを訊かれ、しんのすけが減っていると答えると、ゴロネスキーは食事の用意を指示する。



05.ヒマワリ星って?

まんじゅうばかりの食事を出された野原一家のいる広間が突然暗くなり、目の前の舞台では幕が上がってゴロネスキーとヒマワリ星の大臣たちがロシア民謡の『一週間』の曲に合わせて唄いながら自己紹介を行う。うっかり大臣のウラナスビン、イケメン大臣のマズマズ・イケーメン、おはこび大臣のモックン、おつまみ大臣のまーきゅん、おしゃべり大臣のキンキン・ケロンパー、おねむり大臣のボインダ・ド・ヨーデスがヒマワリ星のゴロネスキー内閣の大臣となる。自己紹介後のゴロネスキーの説明によると、惑星ヒマワリは太陽をはさんで地球の反対側にある、地球と同じ軌道を通っているものの、わずかに違う次元に存在する地球の兄弟星である。現在、地球とヒマワリ星はヒママターという惑星が生み出す和みの力(エネルギー)が不足している問題に直面しているという。地球とヒマワリ星はヒママターを発し続けてきたが、地球人は地球のヒママターを吸い尽くしてしまったことで、ヒマワリ星人が地球人に知られないように、地球各地にヒマワリ星人(ヒマ人)を送って、ダンボールやエア・クッションからヒママターを地球に放出し続けてきた。しかし、それでも足りなくなっており、最近は野原一家の周りでも苛立つことや怒りっぽくなることがふえてるようになっており、2年後にはさらに人々の心が荒んでいき、遂には国家間で核戦争が起こって地球が滅んでしまい、最終的に地球もヒマワリ星も消滅してしまうという。その人類滅亡までに残された時間はあと200年と202秒だが、ヒマワリ星に伝わる伝説から滅亡を食い止める方法があると話すゴロネスキー。

再び舞台幕が上がって、大臣たちが『一週間』の曲に合わせて、兄弟星である地球のカスカベに星のめぐりがヒマの日に生まれたヒマワリ姫を探すことが解決につながると唄いながらという伝説の内容を説明し、ゴロネスキーによると、そのヒマワリ姫がヒマワリ星にいることでヒママターの流れが改善され、太陽系は救われるという。そして、そのヒマワリ姫が野原家のひまわりであった。しんのすけは、大臣たちの歌で触れられていた「ユルユルカイホー」の意味をゴロネスキーに訊くと、このヒマワリ姫の伝説には続きがあり、「真にヒマの心を持つユルユルの賢者が戻りし時、姫と釣り合いバブルがはじけてさあ大変、金色(こんじき)のお月様だね。宇宙にヒマワリ咲いたなら、ユルユル解放の末、太陽系はおヒマに包まれるであろう・・・」というが、その意味は全く分からないとのことである。すると、ひまわりがいつの間かいなくなり、舞台幕が上がると奢侈なドレスを着せられたひまわりが舞台におり、その姿に感動するみさえ。しんのすけもヒマワリ星の服を着替えており、野原一家は舞台で家族の集合写真を撮る。撮影後、事情をまだ理解できておらず、異星にいることさえも認識していないひろしとみさえはゴロネスキーに帰してほしいと頼むが、ひまわりと傍にいたシロと、野原一家は引き離されてしまい、別の階へ移動させられる。



06.ヒマワリ姫誕生!

別の階に移動させられた野原一家の前の扉が開くと、一家は大勢の群衆を見下ろすバルコニーに出る。一方、ひまわりは隣のバルコニーにおり、ヒマワリ宮殿前に集まっている惑星ヒマワリの民衆はひまわりの傍にいたゴロネスキーがひまわりに戴冠して、ひまわり姫の即位を宣言すると民衆は狂喜し、その様子に困惑するひろしとみさえ。さらに、ゴロネスキーがひまわりが永遠にヒマワリ星にいると言い、ひまわりが大声を出すと民衆はさらに狂気し、さらにヒママターが地中から多く出てくるようになる。ヒマワリ姫を祝うパレードが開かれ、人々がひまわりに声援をかけ、盛大に祝うその様子にひろしとみさえは戸惑い続ける。



07.はなればなれ

パレード終了後、しんのすけとひろしとみさえは用意さえたコテージに移動し、ひろしとみさえは呆然としており、しんのすけはテレビのチャンネルを回していると、モエネー山脈の人々がヒマワリ姫の即位を喜ぶ様子を流す、ハトリシンの出演するヒマワリバードが放映される。家の中にはゴロネスキーとマズマズもおり、しんのすけが面白いテレビ番組を要求すると、マズマズはひまわりの様子を放映したスペシャルチャンネルを見せる。イケメンたちに囲まれてひまわりの快適そうに過ごしている様子を見たひろしとみさえは、ひまわりと会うのにチケットが必要なのを知って怒るが、マズマズはしんのすけのサインを見せる。ひろしは子供であるしんのすけのサインは無効と主張するが、ゴロネスキーは名前で星のエネルギーを与えうる名付け親の重要さを指摘する。そこでみさえはしんのすけにサインを無効にするように促すが、しんのすけはひまわりと一緒に帰る気を起こそうとしない。ゴロネスキーとマズマズが去っていくと、事の重大さを理解しないしんのすけに、ひろしとみさえは落胆する。

一方、地球ではネネちゃんが宇宙人の攻撃を受ける訓練のため、遊具の上からボールを投げてマサオ君にレシーブをさせていた。すると、ボーちゃんはウラナスビンと共に野原家に押しかけたヒマワリ星人(ゲッツ)がブランコに乗りながらエア・クッションを一つ一つ押しつぶしているのを見て、近づいて話しかける。ゲッツはヒママターの入ったエア・クッションをつぶしてはじき出すと、地球の人々がホッコリするが、ヒマワリ姫が既に見つかったので、もうすぐ地球もヒママターでいっぱいになるだろうと語り、ボーちゃんにエア・クッションの断片を分ける。ボーちゃんはそれをつぶして癒される。



08.ヒマワリ姫見学ツアー

ヒマワリ星で朝を迎える野原一家。ひろしとみさえはひまわりを見学するツアーに行く空飛ぶ遊覧船に乗って、ひまわりと会おうとするが、しんのすけは行く気が起こらず、コテージに残る。遊覧船が行くと、入れ違いでヒマボートに乗ったウラナスビンがやってくる。ウラナスビンはその日からしんのすけの見守り大臣になったとのことで、しんのすけの機嫌を取ろうとする。テレビではひまわりの様子が映されているが、しんのすけは巨乳のボインダの方に注目する。遊覧船は宮殿の近くにある塔の上に降り、展望台からひまわりを乗せたお披露目船が飛んでくるのが見え、ひろしとみさえは必死にひまわりを呼びかけるが、中にいるひまわりの姿は展望台に近づいた一瞬しか見られない。再びお披露目船が展望台に近づくが、その時はひまわりの姿を捉えられず。もう一度近づいた際、ひろしは展望台の下を飛んでいたお披露目船に飛び降りようとして、ひろしを止めていたみさえもひまわりの姿を確認すると飛び降りる。ひろしとみさえはお披露目船の天井のガラスにはりつき、ひまわりを呼びかけるが、イケメンたちに囲まれて幸せそうなひまわりを見る。すると、天井が開いて船の中に入ったひろしとみさえは、まーきゅんに警告を受けるが、それでも従わないひろしとみさえはまーきゅんの投げたゼリー状のボールに体を包まれて動きが取れなくなり、船から追い出される。二人は宮殿から遠く離れた畑道に落ちて、落胆しつつも宮殿の方向に向かって歩く。



09.プリンをお届け

ウラナスビンはヒマボートでしんのすけを連れて、ヒマワリ星の市場に食事をしにくる。しんのすけはある店でタマゴボーロを見つけるが、ウラナスビンによると、タマゴボーロは元々ヒマワリ星の栄養食で、後に地球に伝わったという。すると、出てきた店の女性がウラナスビンと名付け親のしんのすけを知っており、タマゴボーロを無料でしんのすけに与える。一方、ひろしとみさえは宮殿に向かうが、途中で疲れて畑道沿いで休んでいると、二人の老夫婦が収穫したばかりの巨大なイチゴのような食べ物「イツゴ」をひろしとみさえに分け与える。二人はその巨大なイチゴを食べて、自分たちが地球から来たことを話すと、老夫婦は驚くがヒマワリ姫のおかげで助かったと言って、立ち去って行く。ひろしとみさえは、そののどかな風景に、地球に帰るよりもヒマワリ星に留まった方が良いのではと思いかけるが、さきほどの老夫婦がトラックに乗って、ひろしとみさえに一緒に宮殿まで行かないかと誘う。

その頃、しんのすけはウラナスビンから巨大なプリンを出され、喜んで食べていると、ウラナスビンから地球とヒマワリ星は大昔ヒママターを分け合っていたが、やがて地球のヒママターが不足して、ヒマワリ星に依存するばかりであったので、その近くの配送センターからヒママターを地球に届けていると説明をされる。すると、傍のテレビから、ひまわりがおやつをもらおうとすると口に合わず嫌がる様子が放映され、しんのすけはプリンを届けようと宮殿に行くと言い出す。トラックの荷台に乗せられたひろしとみさえは、しんのすけとウラナスビンがヒマボートで飛んでいるのを見て、しんのすけがさらわれたと勘違いし、トラックの速度を上げるように要求するが、それ以上は速度が上がらないという。

一方、宮殿の中庭では、ひまわりがイケメンたちに囲まれても機嫌が直らずにぐずっていると、ウラナスビンとヒマボートに乗ったしんのすけが中庭にやってきて、プリンを渡そうとするが、イケメンたちがひまわりを守ろうとする。宮殿に着いたひろしとみさえはイツゴを運んで老夫婦を手伝うふりをしていると、近くから流れていた映像からしんのすけがイケメンたちに追いかけられる姿を見て、現場に向かって走り出す。立ち入り禁止の場所に入ってしまったしんのすけを追いかけるイケメンたちは困惑し、しんのすけに出て行ってもらおうとするが、しんのすけは巨大なプリンを盛った皿を手にひまわりの方に走る。しかし、途中でつまづいてひまわりの顔面にプリンを浴びせかけてしまう。顔がプリンまみれになってしまったひまわりは号泣し、その鳴き声を聞いたひろしとみさえは必死になって現場に向かう。ひまわりと付き添いのシロは宮殿の中に避難し、しんのすけがイケメンたちに捕まると、ひろしとみさえはイケメンたちに殴り掛かる。その様子を見たモックンは自分の体に衝撃を与えて地面と揺らして全員の動きを止める。まーきゅんはに振舞う野原一家にゼリー状のボールを投げつけて身動きを取れなくさせて、つまみ出せと指示をする。その旨を報告をまーきゅんから受けたゴロネスキーは、野原一家にも星のことをもっと考えてほしいとつぶやく。



10.クーリングオフ

地球、夜の春日部の川沿いに降り立った宇宙船は、しんのすけとひろしとみさえを外に出して、夜空へ飛び立ってしまう。朝、幼稚園バスが野原一家前に来た時、既に幼稚園に行く準備を済ませたしんのすけは、ひまわりを失って台所で抜け殻のようになっているひろしとみさえに幼稚園に行くと言い、バスに乗る。風間君たちはしんのすけとの再会に驚き、しんのすけにヒマワリ星人は耳たぶが大きく垂れているという特徴を聞く。幼稚園で、しんのすけはまつざか先生に契約を取り消す方法を訊く。しんのすけは8日以内であればクーリングオフができると知ると、そのまま自宅へ戻る。家ではひろしとみさえがなぜかヒマワリ星の映像が流れているテレビを呆然と観ており、ひろしが定年退職する30年後にはひまわりと再会できると聞いたしんのすけは、クーリングオフの事を伝えようとするが「フリンゴフーフ」と言い間違えて、ひろしたちに理解してもらえない。ひろしとみさえは様々な機関に相談したが、誰にも相手にしたもらえなかったと嘆く。公園で、風間君ら4人がヒマワリ星にどうやって行くかで話し合いをしていたら、ゲッツの姿を目撃し、大きな耳たぶを見て、こっそり後を追う。途中、ゲッツが帽子を取ると彼の頭の上に小さな球が浮いているの見て驚愕する4人。しんのすけは台所の戸棚でおやつを探していると、冒頭でしんのすけが食べてしまったタマゴボーロの袋を見つけ、わずかに残っていた中身を食べながら、ポケットにしまっていたひまわりを引き渡した契約書の控えを見つめる。すると、風間君たちが野原家にやってきて、宇宙人を見つけたと言うと、しんのすけとひろしとみさえが廊下に出てくる。



11.宇宙人発見!

ひろしたちは風間君たちに古びたアパートへ案内される。陰から見ていると、2階の奥の部屋からゲッツがダンボールを抱えて出てくる。ゲッツが部屋に戻るとひろしとみさえはアパートの階段を駆け上がって部屋に押しかけ、ゲッツにヒマワリ星へ連れていくよう要求する。しかし、地球に単身赴任しているゲッツは10年ほどヒマワリ星に戻っておらず、地球に待機していたヒマワリ星の宇宙船も帰ってしまい、ゲッツの意向だけでは宇宙船を呼ぶことはできないという。すると、しんのすけが部屋のある装置に興味を示し、それを見たゲッツは慌ててしんのすけをその装置から遠ざける。ゲッツによると、その装置はヒマワリ星と荷物のやりとりをするものだが、荷物は途中でしばしば消えてしまい、人間がその装置の中に入ったら心と体がバラバラになり、ヒマワリ星とつながってはいるもののゴキブリのような生命力が異常に強い生物でないと無事には通れないとのことだが、しんのすけはその忠告を無視して装置に入ってしまう。装置に入ったしんのすけの体は異常を起こしたかと思いきや、裸で宇宙空間を彷徨っており、自分が何者か認識できなくなる。アクション仮面ではないかと思うと、アクション仮面の姿になり、歴代のヒロインたちの姿を宇宙空間に見る。すると、しんのすけは自分が野原しんのすけ本人であると認識して元の裸の姿に戻り、おねいさんたちに会いに行こうという意志を持つ。さらに、ひまわりのところへ行って契約を無効にしてもらうという本来の目的を思い出すと、宇宙から突然落下し、ヒマワリ星の配送センターのベルトコンベアーに投げ出される。しんのすけはケツだけ星人をして配送センターのヒマワリ星人たちを混乱させて配送センターを飛び出し、ひまわりの元へ向かって走り、ゴロネスキーはしんのすけは配送センターに現れたという報告を受ける。一方、ひまわりはイケメンたちに飽きてしまい機嫌が悪く、イケメンたちはどうすべきか話し合っていると、ボインダがやってきてゴロネスキーより出された非常事態宣言により、ひまわりを避難させる。



12.立ちはだかる大臣たち

しんのすけが宮殿に向かって走っていると、モックンが立ちはだかり、別の空間内において相撲で勝負をすることに。モックンは相撲の名前を知らないが、実質的に相撲の勝負をしなければならないと悟ったしんのすけはズボンをふんどしのように尻に食い込ませ、勝負をすることに。しんのすけは向かってくるモックンの股下をくぐり浣腸をする。モックンが倒れると元の空間に出られ、走っていると遊覧船がやってくる。しんのすけがそれに乗り、マズマズにひまわりの元へ連れて行ってほしいと言うが、ひまわりの初めての公務の見学をしなかったしんのすけは会うことができないと言われる。別の空間内で、しんのすけの体はマズマズよりも大きくなり、出口は小さい一方、入口は大きいので、あきらめて帰るようにマズマズに勧められるが、しんのすけが強引に出口に向かって飛び上がると、マズマズのいない乗り物に乗っていた。乗り物は暴走してヒマワリ宮殿に衝突してしまい、壁をつきやぶって宮殿内に入ると、またしても別空間で大勢の群集に見られながらキンキンを相手に記者会見に応じることに。しんのすけはキンキンにひまわりを引き渡すと契約書にサインしたことを問い詰められると、しんのすけはお茶を濁してサインしたのは間違いだったことを暗に言って、群集から野次を受けながら逃げていく。

一方、ひろしとみさえもゲッツのアパートにあった装置に入ってしまい、みさえも裸で宇宙を彷徨い、このまま消えてしまうと気持ちが良いだろうという心境になるが、何かを忘れていると思い出そうとする。気が付くとみさえは普段着で自宅におり、ドビンソンのバーゲンとサトーココノカドーの買い物があると認識し、ひろしにひまわりの面倒を見るように呼んで廊下に出ると、そこには宇宙空間でパンツだけを履いたひろしが漂っていた。ひろしはこのまま消えてしまおうかと思うが、みさえの姿を見て誰かを思い出そうとする。みさえはひろしにひまわりの面倒を見るように言うと、本来の目的を思い出し、宇宙から落下していく。みさえの持っていたドビンソンのチラシは紙飛行機となってひろしの前に飛んでくる。ひろしはその紙飛行機を見て、野原家と秋田の祖父母が紙飛行機を飛ばし、一番長く飛んでいたしんのすけの紙飛行機に書かれていた「ひまわり」という名前から、自分の娘がひまわりと命名されたことを、紙飛行機に書かれた「のはらひまわり」の文字を見ながら思い出していた。さらにひろしはひまわりがこのまま成長して、男を連れてきて、嫁に行ってしまうことを想像し、バージンロードを一緒に歩こうとすると、その先にはゴロネスキーをはじめヒマワリ星の各大臣の姿があり、ひまわりを取り上げるのが許さないと強く思うとひろしも宇宙から落下し、みさえと共に配送センターのベルトコンベヤーに放り出される。二人はヒマワリ星に来たことを喜ぶが、目の前には浮遊するヒマカップに乗ったまーきゅんがゼリー状のボールを次々に投げてくるが、ひろしは掃除機らしき棒でボールを打ち返し、ヒマカップを奪って配送センターを出る。

その頃、しんのすけは宮殿の廊下内を走っており、突き当りにある部屋に入る。部屋は真っ暗だったが空間が変化して、目の前にはボインダがいた。しんのすけはボインダに自分がひまわりを育てたいと訴えられ、ひまわりなんかいらないと言ったことを指摘される。答えに窮したしんのすけは、ひまわりと同じ服装をして、代わりに自分がボインダの胸にいると彼女に向かって飛び出すと、ヒマカップにのったみさえに受け止められる。みさえはボインダに子供を育てたいなら自分の家族を作ること、そのために相手を探すことを忠告するが、その高慢な態度に辟易するしんのすけとひろし。しんのすけとひろしとみさえは宮殿内の廊下をヒマカップで進むと、だんだん暗くなってきて、目の前には天王星らしき星が見え、気が付くとしんのすけは一人だけ青く暗い道の上にいた。しんのすけの前にはウラナスビンがおり、この上にひまわりがいることを教えられるが、行かない方が良いと忠告される。ウラナスビンはヒマワリ星、地球、そしてしんのすけのために帰ってほしいと言うが、しんのすけは忠告を無視してそのまま進む。ため息をつくウラナスビンに、しんのすけは止めないのかと訊くが、ウラナスビンはしんのすけが行くのをただ黙認する。



13.バラバラバランスの間

しんのすけはエレベーターのような乗り物に行き着く。しんのすけが近づくとドアが開き、中に入って上の階へ行く。しんのすけがエレベーターを出ると、多くの星の模型が浮かんでおり、天井にはプラネタリウムのようにドーム状で星が描かれていた。しんのすけが上を見上げるとゴロネスキーも空中浮遊しているベッドの上で寝ころんでいるのを見る。すると、ひろしとみさえも同じエレベーターで到着する。ゴロネスキーはこの部屋がヒマワリ宮殿の最上部で明日の太陽系のバランスを決めるバラバラバランスの間であると言う。しんのすけはゴロネスキーに契約を無効にしてほしいと訴えるが、拒絶される。しんのすけたちはひまわりとシロが天井付近を空中浮遊しているヒマワリ星の模型の上に乗っているのを見つける。ひまわりを救うべく、しんのすけは梯子のような柱を登り、それを見たひろしとみさえも登りだす。ひろしはしんのすけに下で待つように言うが、聞く耳を持たない。ひろしとみさえは途中の足場で転落しないようにバランスを取っていると、ゴロネスキーがやってきて、ひまわりがヒマワリ星にいないと地球もヒマワリ星も危機に陥ると言うが、ひろしとみさえは理屈ではなく、とにかく自分たち家族は今離れ離れになることは絶対にあってはならないことだとゴロネスキーに強く訴える。しかし、ひろしとみさえは足場から落ちて別の足場に落ちて、上に登ろうとしても、二人が動くと地上における現象のバランスが変わり、二人は雨に降られたり床がマグマのように熱くなるといった苦難を受ける。

しんのすけがたどり着いた通路で地球の模型が転がってきて、ひろしとみさえはしんのすけを守るため、その模型を必死で押さえる。ゴロネスキーは直径で2メートルほどあるその地球を落としたら、明日の地球も同じことになると忠告し、ひろしとみさえは押さえ続ける。しんのすけはひまわりの元へ向かうために上へ登り続ける。ひろしとみさえは体力が失われる中でもひたすら地球を押さえ続け、その様子を見て困惑するウラナスビンら閣僚たち。天井近くの梯子のような柱から、ついにひまわりとシロに近づくしんのすけは、足をぶらさげてひまわりとシロに掴まるように言うが、掴まったのはシロだけで、しかもズボンにしがみついたのでズボンが脱げてしんのすけの救出は失敗する。そして、ひまわりとシロが乗ったヒマワリ星の模型は巨大な太陽の模型に吸い込まれてしまい、それを見たしんのすけも飛び降りて太陽の中に入り、さらにゴロネスキーも太陽に向かう。気が付くとしんのすけは小さな足場の上におり、周りは無数の星々が輝いていた。



14.ひまわりも地球も大事!

すると、ゴロネスキーがやってきて、ここが星の王だけが入れる太陽の間だと説明し、しんのすけに帰るように言うが、しんのすけはひまわりを連れて帰ると聞かないので、ゴロネスキーはひまわりと地球の未来のどちらを選ぶかをしんのすけに迫り、周りは炎に包まれた灼熱地獄の様相を呈する。ゴロネスキーが二者択一を迫るのに対し、しんのすけはどちらも大事、未来はオラが決めると言うと、ゴロネスキーは「オラ」は誰だと凄みのある怒りで訊いてくる。しんのすけはそのあまりの凄みに涙を流し、地球人の野原しんのすけだと叫ぶと、ゴロネスキーはその答えに満足して笑みを浮かべ、炎の中へ消えていく。しんのすけが涙を流して立っていると、しんのすけの足場に通路が見えてきて、その通路の先にはひまわりとシロがいた。ウラナスビンは太陽の模型から出たゴロネスキーにしんのすけを連れ戻すように頼むが、ゴロネスキーは自分でも手が出せないので、あえてしんのすけの選択を信じてみることにする。しんのすけはひまわりの元に近づこうとするが、しんのすけのいる足場とひまわりとシロのいる足場はシーソーのようになっており、片方が近づくとバランスがくずれてしまうので、しんのすけとシロとひまわりはゆっくりと中央に近づき、ついにしんのすけはひまわりを抱きしめる。その時ひまわりはくしゃみをしてかぶっていた冠がシロの頭に飛んでしまう。それに驚いたシロは足場から落ちてしまう。その頃、ひろしとみさえはまだ地球を押さえていたが、シロが太陽の間から落ちてくるのを見る。一方でしんのすけとひまわりのいた足場は突然高速で回転し、その勢いで二人も外へ出される。その時、ひろしとみさえが押さえていた地球が突然浮かび上がり、他の惑星も列を作るように急速に移動する。しんのすけとひまわりはこれらの惑星の模型に落ちながら落下していき、最終的にひろしとみさえに受け止められる。太陽系の惑星の模型は一直線に並び、太陽の模型が異常な光を発し、その衝撃で下へ落ちてしまう。ゴロネスキーは閣僚たちに退避命令を出し、全員がバラバラバランスの間から避難する。



15.ユルユル解放

本物の太陽系の惑星も急速に動き、惑星が一直線になると太陽から異常な光が噴き出して惑星ヒマワリを含める太陽系の惑星に浴びせかける。惑星ヒマワリの住人たちは空の異様な様子に騒然としていたが、ゴロネスキーは「姫と釣り合いバブルがはじけてさあ大変、金色(こんじき)のお月様だね」という予言を思い出し、ユルユルの賢者がしんのすけであったと認識する。ゴロネスキーはキンキンに指示を出してテレビ放送を行い、太陽系に伝説のユルユル解放がもたらされ、太陽から出たヒママターはヒマワリ星と地球と含む太陽系の全ての星を包み込んだことで、ヒマワリ星はヒママターバブルの中におり、ヒママターが枯渇する心配はなくなったと伝えると、住人たちは狂喜乱舞する。野原一家は状況が理解できなかったが、ゴロネスキーよりひまわりはヒマワリ星にいる必要がなくなり、地球に戻れると聞き、ひろしは腰を抜かして涙を流し、家族を抱きしめる。ゴロネスキーは野原一家を地球に帰す準備の指示を出す。その頃、夕方の地球の春日部では、ジャンケンで負けたというマサオ君が転送装置に入れとネネちゃんに強要されていたが、装置から突然大量のシャボン玉が噴出してくる。それを目の当たりにしたゲッツは、ヒママターで満たされたことを知る。




16.地球へ

野原一家がヒママターに満ちたヒマワリ星の宇宙船に乗る際、しんのすけはゴロネスキーに契約破棄の件を訊くと、ゴロネスキーは契約書を出してその場で破り捨てる。しかし、しんのすけは契約書のサインに描いたぶりぶりざえもんまで破ったゴロネスキーを責めると、いつか埋め合わせをすると言う。しんのすけは埋め合わせの意味やいつなのかを問うと、ゴロネスキーはしんのすけが大人になることに何か贈り物をすると言い、大笑いをしながらその場を去っていく。ウラナスビンの操縦する宇宙船の中、ヒマワリ星からの大量のお土産に戸惑うひろしとみさえだが、太陽系を救ったからだと言うウラナスビン。しんのすけはヒマワリ星の巨大なプリンを食べようとするが、それを見ていたひまわりに食べさせる。プリンを食べたひまわりはしんのすけを「にいに〜」と呼び、しんのすけは驚いてその事をひろしとみさえに言い、もう一度ひまわりに言ってくれと頼む。そして宇宙船は、大量のヒマワリ星の宇宙船が周囲に浮かんでいる地球へと降り立っていった。



17.エンディング

(エンディング)
『少年よ 嘘をつけ!』
作詞:秋元康
作曲:山下和彰
編曲:生田真心
歌:渡り廊下走り隊7
(ポニーキャニオン)
(敬称略)




1

前のページ  映画編  トップページ


劇場版作品のあらすじ
ハイグレ魔王/ブリブリ王国/雲黒斎/ヘンダーランド/暗黒タマタマ/
ブタのヒヅメ/温泉わくわく/クレしんパラダイス/ジャングル/オトナ帝国/戦国大合戦/
ヤキニクロード/カスカベボーイズ/3分ポッキリ/踊れアミーゴ/ケツだけ爆弾/
金矛の勇者/カスカベ野生王国/オラの花嫁/スパイ大作戦/宇宙のプリンセス/
B級グルメ