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「嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
試写会レポート





『クレヨンしんちゃん』の試写会にはもう参加することはないだろうと思っていました。4年前、2008年に『ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』の試写会に参加して以来、私はそういう心境でいたのです。にも関わらず、『クレしん』の映画の試写会に再び参加することになってしまったのは、まあ特に複雑な事情とかがあったわけではありません。知り合いの『クレしん』ファンの方からのお誘いだったのです。というわけで、その事から書いていきます。

2012年3月25日(日)、この日は『クレヨンしんちゃん』の劇場版の20作目である『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の試写会が行われることになっていました。正式な公開日は4月14日(土)で、3週間前に試写会が行われることになったのです。普段は1週間前なのに、今回は異様に早いですね。完成がそれだけ早かったってことでしょうか。

さて、この日に試写会があることは知っていましたが、私は参加する予定はありませんでした。でも、参加できたらいいなあというような思いが心のどこかであったことは否定しません。でも、自分は招待状を持っていないので、参加はできないわけで諦めていました。そもそも、『クレしん』の試写会にはなにがなんでも参加したいという思いもあったわけではないので。

しかし、3月22日の木曜日、一通のメールが届いていました。差出人は水橋ホトリさんです。水橋さんとは長い間お会いしていませんでしたので、何なのかなと思って読んでみたら、『クレしん』の試写会の招待状があるのでご一緒しませんかというお誘いでした。私は舞い上がって、すぐに同行しますという内容で返しました。

ちなみに、実は25日は私も予定があったのですが、キャンセルしました。まあ、重要な用事ではなかったので。その予定と試写会とどっちが大事だと自分に問いただしたら、試写会だと即答したわけです。

3月25日、私は4年ぶりの試写会にハリキって家を出ました。11時30分に会場であったので、その1時間前の10時30分を集合時間にしてあったのですが、私は9時45分頃に待ち合わせ場所の有楽町駅に着いていました。

さすがにちょっと早く着いてしまったので、有楽町駅の周りをフラフラしていました。ちなみに、あるビルの中にある眼科にも入ったりしました。そこの眼科は、実は私は昨年にレーシックを受けた眼科でもあります。廊下から見える眺めが良いのですね。

まあ、そんなことしながら10時半に近くなってきたので、集合場所の有楽町駅の銀座口で再び待ちます。10時20分頃、改札口ではなく別の方向から水橋ホトリさんが来ました。JR利用ではなかったのですね。さて、久しぶりに水橋さんと再会を果たして、さっそく会場の朝日ホールがある有楽町マリオンに向かうことに。ところで、水橋さんは左目に眼帯をしていました。どうやら、左目にちょっとトラブルがあったみたいです。後日、水橋さんのツイターを見たところ、左まぶたが火傷したとのことです。

水橋さんの持っていた試写会の招待状は、4人まで入場可能とのことでした。私は他の方を誘わなかったのかを訊くと、関東で誘える『クレしん』のファンの方が他にいなかったとのことです。うーん、やはりそこまで『クレしん』が好きだというファンの知り合いって、それほど多くないのでしょうね。私もそれは分かります。

有楽町駅を歩いてすぐのところに有楽町マリオンがあります。その11階にある朝日ホールで試写会が行われるわけですが、2006年、2007年、2008年の試写会に参加した時も、同じ有楽町マリオンでした。やはり、映画を上映するのには最適なのかなと思いきや、よく考えたら『クレしん』を放送しているテレビ朝日の株主の朝日新聞社の系列の施設でしたね。『クレしん』の映画といえば朝日系列の施設でというのも納得がいきます。

11階の朝日ホールの入口の前では、既に10近くいましたかね、それくらいの行列ができていて、座って待っていました。こういうイベントでは私たちのような大きなお友達が先に並んでいるような印象を持っているのですが、この時先頭にいたのは小学校高学年くらいの子供たちでした。というわけで、私たちも並びます。その間、水橋さんが試写会の看板の写真撮影をして、続いて私も写真撮影をします。

並び始めたのは10時30分頃、まだ予定の開場時刻まで1時間近くもあります。私たちは『クレしん』に関する話を色々しました。私は3月5日に発売された『まんがタウン4月号』を持ってきていて、それを話のネタにしたりしました。この号ではくらた美香さんの『節約家(セツヤカー)・カオルさん』が最終回を迎えており、個人的にちと寂しかったです。この漫画、8年も続いていたんですね。改めてけっこうすごいなと思いましたが、なんで単行本が出ていないんでしょうね。あと、私が『かしこみっく』にハマっているとかの話もしました。

そして、『SHIN-MEN』の話もなかなか盛り上がりましたね。水橋さんはメンバーの中でカンがお気に入リと言っていました。私はスィちゃんです。それと、私はスマートフォンから『クレヨンしんちゃん研究所』や『クレヨンしんちゃん分析録』を見せたりもしました。昨年までは、自分のサイトやブログをパソコンからしかチェックできませんでしたが、今では携帯の電波がつながっていればいつでもどこでもチェックできるので、便利になりました。とはいっても、更新やコメントを返したりするのは、今もパソコンからですが。

さて、11時頃になって、だいぶ人が増えてきたところで、従業員の誘導に従って、朝日ホールの中に入り、そこで1列に4人が並んで再び待ちます。今度は立った状態で待機です。そこでも水橋さんとぺちゃくちゃべらべらと色々話しましたかね。

11時20分ころになって、遂に入場開始です。従業員に誘導に従って、階段を登って劇場に向かいます。ここで、受付を済ませます。実は、席は指定になっているのですね。ただし、招待状に席が書かれてある訳ではなく、まず招待状を受付のおねいさんに見せて、人数を言います。私たちは2人なので、そう言うと座席番号が書かれた小さな紙切れが2枚渡されました。

そして、私はズボンを脱いでおねいさんに「オラのおパンツにサインして〜。「チョルスちゃんへ。平熱」っ入れてね〜」というのをやろうとしましたが、警備の人に取り押さえられまして、会場から追い出されました。というのは冗談です。しんちゃんならともかく、27歳の私がこんなことやったらタダじゃ済まないですね。

ところで、それ以外にもらえたのは『オラと宇宙のプリンセス』の内容を紹介したチラシとしんちゃんのお面で、私は少しガッカリしました。というのは、プレスシートがもらえるのではと期待したからです。歴代の作品のプレスシート(非売品)には、それまでの劇場版の興行収入が書かれているのですね。それで、私は昨年の『黄金のスパイ大作戦』の興行収入がどれくらいなのか気になっていたのですが、それを知ることができず残念でした。まあ、後日『フィナンシャルジャパン』で知ることになるのですが。

それと、このチラシなんですが、この試写会の後の3月31日に私は新宿ピカデリーという劇場で『おかえり、はやぶさ』を鑑賞したのですが、劇場内の「ご自由にお取りください」のコーナーにしっかりとありました。今回のプレゼントはなんかケチだなと思いました。

座席なのですが、私は4年前まで試写会に参加した時は自由席で、とにかく早い者勝ちでした。しかし、早い者勝ちの自由席だと、席の取り合いとかでトラブルも起こりやすいのでしょうね。だから、そういうのを防ぐために座席を指定するという方法に切り替えたのかもしれません。私の席はB20、水橋さんはB19でした。

Bというのは、前から2番目の席です。A列が最前列なのですが、この列は撮影を行うマスコミ関係者のために客席としては使用されていないので、事実上の最前列です。しかも真ん中に近い席です。こんなに良い席に当たったことに水橋さんは非常に喜んでいて、私も嬉しかったです。4年ぶりの試写会でこんな良い席で鑑賞できるとは。

その4年ぶりに入った朝日ホール内は相変わらず変わっていませんでしたが、舞台には巨大な「20」のパネルが飾ってあり、劇場内では渡り廊下走り隊7の『希望山脈』と『少年よ 嘘をつけ!』が交互に流れていました。前者は『オラと宇宙のプリンセス』のOP、後者はEDに使用されています。

劇場を出てロビーのところには、『クレしん』の劇場版の20作品分のポップやポスターが展示されており、水橋さんはそれを撮影して、ツイッターで実況中継していました。そうそう、水橋さんはツイッターをやっておられて、この試写会の開場する前から実況で更新していました。私もポップやポスターを撮影したりしましたが、スマホだとブレやすいですね。うーん、やはりデジカメを持ってくるべきでしたな。

ちなみに、水橋さんは8作目の『嵐を呼ぶジャングル』のポップで、しんちゃんがパラダイスキングの格好をして、頭はわたあめのシロをかぶせた(劇中ではサルをなだめるシーンの)姿が非常に気に入っていましたね。私は『黄金のスパイ大作戦』のスパイスーツ姿のしんちゃんがお気に入りです。

11時45分頃、会場内が少し暗くなりました。ただ、その間も始まる気配がしません。そして、12時ちょうどになって再びブザーが鳴り、12時4分頃に一気に暗くなって、いよいよ舞台挨拶が始まりました。

最初に舞台に出てきたのは、この舞台挨拶の司会を務めるアナウンサーの羽鳥慎一氏です。まず、観客風情が写真や動画の撮影をやったらつまみ大臣のまーきゅんみたいな報復をくらわせるというような注意を行い、さてしんちゃんを呼んでみましょうということになりました。最初に「しんちゃ〜ん」と練習をして、次は本番です。

せーの、


しんちゃ〜ん


とお子様たちと大声で叫びました。すると、羽鳥氏とは逆の、観客席から見ると右側からしんちゃん(の着ぐるみ)がひまわり(の着ぐるみ)を抱えて登場しました。さて、聞くところによると実はアナウンサーの羽鳥氏のこの舞台挨拶の後に上映される『オラと宇宙のプリンセス』に出演しているんだそうです。映画の出演した人が舞台挨拶の司会をするのは、初めてではないかと思います。

さあ、今回の劇場版はいよいよ20作目ということで、ひまわりもおめかしをしているんだそうです。なんでも、今回の作品ではひまわりはお姫様になってしまうとのことで、劇中ではさらに派手な格好を見せてくれるのだろうと期待したりします。

12時9分頃、しんちゃんとひまわりが出てきたのと同じ方から、みさえ(の着ぐるみ)とひろし(の着ぐるみ)が登場しました。(自称)春日部が生んだカリスマ主婦のみさえと(自称)出世街道まっしぐらのエリートサラリーマンのひろしです。ここでも野原一家のいつもテレビアニメで見せてくれるようなやり取りをした後、12時12分、このキャラクターたちに生き生きとした命を吹き込んでくれている声優の皆さんにも登場してもらおうということになりました。

しんのすけ役の矢島晶子さん、みさえ役のならはしみきさん、ひろし役の藤原啓治さん、ひまわり役のこおろぎさとみさんが、この順番で羽鳥氏と同じ(観客席から見て)右側から登場しました。それぞれ20周年ということについてのメッセージを贈ってくれました。4人とも、どうも20年と言っても非常に長いとは感じていなかったようで、毎週アフレコをこなしていたら、いつの間にか20年経っていたというような事を話していました。

12時16分頃、声優の方々が退場なさいました。もちろん、矢島さんの地声としんちゃん声もしっかり聞きましたよ。その後、『オラと宇宙のプリンセス』で声を当てているココリコ(遠藤章造氏と田中直樹氏)、藤井隆氏と土田晃之氏からのメッセージの映像が上映されました。4人はスケジュール上の問題で今回の舞台挨拶には参加できなかったようです。「今日は行けなくてすみません」と誤っていました。

こういう事を書くのは悪いのですが、私は舞台挨拶には著名な芸能人の方々が来られるのは歓迎しません。だって、『クレしん』のファンではなくそういう芸能人のファンばかりが殺到して、チケットが入手しにくくなるという問題が生まれるからです。ですから、失礼を承知で書きますと、今日は来なくてありがとうと言いたくなってしまうのです。私にとっては、あくまでも『クレしん』に出演しているプロの声優の方々に来てほしいわけで。あわよくば、監督などのスタッフの方々にも。

12時20分頃に映像は終了し、この後にはスペシャルゲストが登場すると聞きました。スペシャルゲスト?いったい誰?もしかして増井壮一監督?なんて思いながら待っていると、現れたのは仮面ライダーフォーゼです。なんで『クレしん』に仮面ライダーと訝しみましたが、そういえば2007年8月3日に『仮面ライダー電王』とコラボした番組が放映されており、今の『仮面ライダー』のシリーズはテレビ朝日系列での放送なので、それでまたコラボでもやるのかなと思いました。案の定、ある宣伝が行われました。

なんでも、4月15日と29日の朝8時に放映される『仮面ライダーフォーゼ』でしんちゃんが登場するみたいです。そして、4月13日と27日の夜7時半に放映される『クレヨンしんちゃん』では、仮面ライダーフォーゼが登場するらしいです。さらに、この試写会からおよそ1ヶ月後の4月21日には、『仮面ライダーフォーゼ』の映画も公開されるとのことで、その宣伝おも行なっていました。あと、一緒に出演するCMもあるらしいです。

12時25分、マスコミ関係者による撮影が始まりました。司会の羽鳥氏、そして再登場した矢島晶子さんら声優の方々が野原一家(の着ぐるみ)と共に、舞台にある「20」のパネルを背景に記念撮影です。

撮影後、声優の方々は退場となりましたが、今度は観客が配布されたしんちゃんのお面をつけるように言われました。さらに、後ろの席の人たちは立つことになりました。というのは、観客全員がしんちゃんのお面をつけて、しんちゃんづくしを背景に撮影が行われるからです。さて、野原一家が私たちの観客席に近づいてきました。すると、水橋ホトリさんが私たちの目の前に来たみさえに抱かれたひまわりに手を差し出しました。なんと、ひまわりが水橋さんに握手をしてくれました。いやはや、水橋さんやりましたね。

それで撮影なのですが、私たちはお面をつけて「しんちゃんおめでとー」、「しんちゃんだいすいきー」と言って、野原一家と一緒に撮影が行われました。この撮影は後日テレビでも紹介されるみたいです。私も映るかも。まあ、お面をつけていたので顔は映らないでしょうが。こうして、撮影も終わって、舞台挨拶も完全に終わりました。次はいよいよ『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の上映です。

12時39分、東宝マークが現れました。『オラと宇宙のプリンセス』は、ここ数年の作品とは違い、私は予告編を観ていますので、大まかな内容を知った上での鑑賞となりました。それにしても、プリンの件ではしんのすけさんの強欲ぶりパネェな。「小犬を拾ったゾ」(1992年5月25日放送)のソーセージよりひどいな。

ただ、『子犬を拾ったゾ』と異なるのは、ひまわりに返り討ちに遭うというところですかね。昨年はしんのすけがスパイに任命されるわけで、その理由はかなり後になって判明しましたが、今回はわりと早くひまわりが姫にかつぎあげられた理由が判明していました。

それにしても、「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」という格言はひまわりにも当てはまるわけですね。あんなイケメン軍団及び子育ては地球より300年進んでいるひまわり星のシステムをどうやって打破するかと思いきや、意外と大したことなかったようです。

ひまわり星の外見は、陸地と海の部分が平等になっているみたいで、地球みたいに気温が極端に高いところや低いところは無く、過ごしやすい星なのでしょうね。おそらく、人為的にそうしたのでしょうが。あと、映画開始から70分後の歴代のおねいさんが登場するシーンはDVDで何度も見てみるのが良いかなと思います。そのうち、登場人物リストを作ってみるのも面白いかも。

14時28分、映画が終了しました。上映時間は109分ということになります。

映画が終わると、観客席から拍手がわきおこりました。私も拍手しました。さて、劇場から出ることとなりまして、多く人たちと一緒に歩いていました。付近で観客の一部の人たちが映画の感想のインタビューに答えていました。ああいうインタビューって、どうやったら受けられるのでしょうかねぇと、水橋ホトリさんと話したりしました。朝日ホールを出ると、次の『クレしん』の試写会を待っている行列を目にしました。試写会は1回だけでなく、複数回行われているみたいです。

さて、この後はまだ時間もあるので座談会に移りました。エレベーターで下に降りて、有楽町マリオンを出ました。有楽町駅の近くでのんびりできるところはないだろうかと探し、有楽町イトシアの地下にあるhttp://www.itocia.jp/foodavenue/index.htmlイトシアフードアベニューにある喫茶店に入りました。ここで、座談会開始です。今回の映画、私は個人的に「壮大」の一言に尽きますねと言いました。

他にも、『クレしん』の映画やアニメ全般の事なんかも話しました。水橋さんは、私にバカデミー賞はなんですかと訊いてきました。私のバカデミー賞、つまり私の一番好きな劇しんの作品は管理人のページにも書いていますが、昨年公開された『嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』です。

水橋さん、ちょっと意外そうな表情をしていましたね。私がこの作品が好きなのは、しんのすけというキャラクターの本質といいますか、そういうところがしっかりと描いているからです。そして、ストーリー展開やテンポも非常に良かったわけです。ちなみに、私の一番気に入っている強いおねいさんはレモンです。これも、この作品を私のバカデミー賞にしている理由です。実際の座談会では、もっと詳しく熱く語ったものですが。ちなみに水橋さんのバカデミー賞は『ブタのヒヅメ大作戦』とのことです。

さらに、他にも色々と語ったり、私のフランクリン手帳をお見せしたりもしました。手帳にファイリングしてある紙に書かれてある「クレヨンしんちゃん」を楽しめるとはなんて素晴らしいことなのだ!!!というフレーズに対して、「そうですよね、素晴らしいですよね」と言っていました。

16時近くなって、水橋さんは何か用事があったみたいなので、おひらきということにしました。ちなみに、4月4日にも、東京千代田区の日経ホールで渡り廊下走り隊7が舞台挨拶を行うという試写会があるという話を水橋さんに聞きましたが、その日は平日、あいにく私は参加できませんね。有楽町駅で水橋さんと別れた後、私はJR線で家に帰りました。帰宅後は『クレヨンしんちゃん分析録』にこの日の試写会について簡単な記事を書きました。

こうして、4年ぶりの試写会は幕を閉じたわけです。元々行くつもりのなかった試写会でしたが、急遽お誘いがあり、まさに棚からぼた餅でした。20周年という『クレヨンしんちゃん』の記念すべき作品を、正式な公開日より3週間も早く鑑賞できたこと、久々に『クレヨンしんちゃん』について楽しく語り合える機会を提供してくださった水橋ホトリさんに篤くお礼を申し上げます。






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