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オタケベ! カスカベ野生王国
あらすじ


※DVDチャプターリストの一番最後のチャプターの時間と総時間は、
著作権に関する警告画面(「おことわり」)が収録されている関係で、
実際の上映時間より若干長くなっていますが、ご了承下さい。




DVDチャプターリスト


1.おしり(1:40)
2.オープニング(1:00)
3.エコ活動(5:00)
4.ナゾのドリンク(4:15)
5.変身!?(7:15)
6.エコカーチェイス(9:43)
7.SKBE研究所(5:45)
8.脱出(4:12)
9.母子の別れ(5:14)
10.ビッキー(6:24)
11.ブンベツ追跡(7:14)
12.本部突入(4:38)
13.地球からのメッセージ(4:47)
14.人間の感情(5:31)
15.SKBE本部倒壊(7:03)
16.野原一家集合(9:19)
17.地球への愛(5:30)
18.エンディング(3:11)




総時間:97分40秒

※カッコ内の数字は、そのチャプターの時間を表示



1.おしり

とある港、まもなく出航をむかえる一隻の船。その船に乗ろうとするみさえは、別れを惜しむしんちゃんを慰め、涙を流しながら船に乗り込む。しかし、船が出港するとしんちゃんは泣きながら船を追いかける。みさえもデッキからしんちゃんの名前を呼ぶが、突然ぶりぶりざえもんがみさえの顔に直撃し、ぶりぶりざえもんのお尻がみさえの顔から離れない。夜中の野原家、そのような夢から目を覚ましたみさえは、しんちゃんのお尻が自分の顔を押しつけているのを目の当たりにする。みさえはしんちゃんのお尻をどけるが、寝ているしんちゃんはオナラをして、その臭さに絶叫するみさえ。



2.オープニング

(オープニング)
『ユルユルでDE-O!』
作詞:ムトウユージ
作曲・編曲:中村康就
歌:のはらしんのすけ
(敬称略)



3.エコ活動

夜、山道を走る一台のトラックの前に、一人の女性が立ちはだかる。トラックの運転手の男性は女性に道に迷ったのか、あるいは何か用があるのかを愛想よく聞くと、女性はトラックに用があると答え、持っていた紙袋から2丁のライトマシンガンを向ける。男性は慌ててトラックをユーターンして逃げようとするが、機関銃で撃たれたトラックは崖から転落する。男性は途中の崖に投げ出されて助かるが、トラックは崖の下の川で爆発する。その際、一つのアタッシュケースが川に投げ出され、流れていく。

朝、野原家では朝食中だったが、ひろしは昨晩寝苦しかったために食欲が無く、朝食を残してしまう。しんちゃんはひろしと自分の目玉焼きでみさえの胸のまねをすると、みさえのグリグリ攻撃される。その後、幼稚園のバスを待つみさえとしんちゃんだが、野原家の前を慌てて自転車で駆けて行くまつざか先生を見て、みさえはその日がエコデーでバスが来ない事を思い出す。慌ててしんちゃんを自転車で送るが、うんちを催すしんちゃんをトイレに連れて行くために一旦引き返し、再び出発しようとするとゴミを出すのを忘れたのに気付き、再び引き返す。途中のゴミ捨て場でゴミを捨てるみさえだが、一人の男性がみさえの自転車を押さえ、ゴミを捨てないように言う。男性によると、先日の町議会でゴミを細分化する条例が可決されたという。男性は新しく町長に就任した四膳守で、地球の自然を守るためにエコ活動の重要さを熱烈に訴える。一方、春日部駅では5人の女性が地球環境を守るための募金活動が行われており、ひろしは募金活動を無視しようとするが、女性たちの色気に惑わされて募金をする。



4.ナゾのドリンク

ふたば幼稚園、園長先生は新双葉町長の四膳守を紹介する。四膳は地球環境の危機を園児たちに理解してもらうために、園長先生に頼んで課外授業を行うことにしてもらったという。その後、河原でゴミ拾いを行うことになるが、ゴミを分別して捨てる際にマサオ君は拾った靴が燃えるゴミか燃えないゴミかが分からず、四膳に訊く。四膳は燃える部分と燃えない部分に別々にして捨てると説明するが、この際に資金ということを言いかける。ゴミ拾いの最中、しんちゃんは河原でトランクを見つけ、開けると一本の小さな瓶のドリンクが入っていた。夜、ひろしが家に帰ると、分別用にいくつものゴミ箱が廊下に置かれているのを見て唖然とする。さらに冷房をつけようとするもみさえにエコと称して消されてしまい、ひろしはみさえに怒鳴るが、逆に地球環境を守る話を持ち出されて圧倒されてしまう。その後、ひろしは湯の量が少ない風呂に辟易しつつもしんちゃんと入浴を済ませ、風呂から上がるとビールを求めて冷蔵庫を開ける。しかし、ビールは見つからず、代わりにしんちゃんが見つけてきたドリンクを見つけて飲んでいると、みさえもひろしからそのドリンクを取り上げていくらか飲んでしまう。その様子を見たしんちゃんは、自分の拾ってきたドリンクを飲まれたことを嘆くが、拾ってきたものと判明するとひろしとみさえは狼狽する。その頃、河原では大勢の黒ずくめの者たちが、ドリンクが無い空のトランクを見つけていた。



5.変身!?

翌朝、ひろしはシロの犬小屋の上で「コケコッコー」とニワトリのような雄叫びをあげており、しんちゃんとみさえによって我に返る。昼頃、みさえはしんちゃんとひまわりを連れてババガーデンへ行くが、みさえは途中で転がっているみかんを見つけると、猫のようにみかんに戯れる。その後、我に返ったみさえはみかんをジュースバーに返す。バーゲン会場では、みさえは猫のように舞って服を取っていき、唖然とするしんちゃんとみさえ。一方、双葉商事で仕事中のひろしは、ニワトリのような言動を見せており戸惑っていた。翌朝、起床したみさえが洗面所へ行って顔を洗うと、鏡に映った自分の顔を見て大声で叫ぶ。その声に気付いたひろしが行くと、ネコの顔をしたみさえを見て驚き、みさえもひろしがニワトリの顔になっているのをみて驚愕する。そこへしんちゃんが来ると二人の異変に驚くが、自分も動物の格好がしたいと言い出す。みさえとひろしは居間で病院に行くかどうかを話し合うが、しんちゃんにせがまれて朝食を作ろうとするみさえ。しかし、みさえはコンロの火を異常に怖がり、ひろしに消すように懇願する。ひろしも火を怖がりながら火を消す。みさえは熊ぬいぐるみを着た豚に扮したしんちゃんに、チョコビ1個を条件に弁当を買ってきてくれと頼む。ババガーデンでは、ライトマシンガンでトラックを撃った女性が服を大量に買い込んでおり、弁当を買った帰りにその女性を見かけたしんちゃんはナンパをするが、無愛想な対応をされる。女性は黒ずくめの者たちの姿を見ると、服を受け取って慌てて店を出る。その後、ババガーデンでは四膳守が省エネ対策のために照明を大幅にカットと告知する。薄暗くなったババガーデンに戸惑う客たち。



6.エコカーチェイス

公園では、風間君らかすかべ防衛隊の4人が鬼ごっこをしていた。マサオ君が水を飲もうと水飲み場の蛇口をひねろうとするが、水飲み場には「節水」の張り紙が貼られており、水が出ない。喉を乾かせたマサオ君がぐずると、ボーちゃんが100円玉を2枚出して、自動販売機で飲み物を買う事を提案する。自動販売機でコーラを買ったボーちゃんだが、「節電」という張り紙の販売機で買ったコーラがぬるいことに驚愕し、冷たくないとコーラはおいしくないと、マサオ君に飲ませようとせず、また暖かいコーラを肯定するネネちゃんと否定する風間君との間でも良い争いがおこる。そこへ弁当を買った帰りのしんちゃんが通りかかり、4人に自分の悩みとして、ひろしとみさえが動物になったことを嬉しそうに告げる。4人は信じようとしないが、しんちゃんの言われた通りに野原家に行くことに。一方、その話を付近にいた黒ずくめの者が聞いていた。野原家、4人は動物の顔をしたひろしとみさえに驚き、ボーちゃんはコーラの缶を落としてしまう。すると、庭から黒ずくめの者たちが侵入してくる。彼らはシロも捕まえていたが、暴れたシロによってリーダー格の者の顔が明らかになり、馬に似ていることに驚くしんちゃんたちだが、単に馬に似た人間で、ブンベツと名乗る。全員が黒ずくめの服を取ると、ブンベツ以外は犬か猫の仮面をかぶった人間たちで、ブンベツはしんちゃんたちを捕まえようとするが、コーラの缶を踏んで転んでしまう。その隙に逃げようと、ひろしは車の用意をするが、エンジンが抜かれてアクセルやエンジンの部分が人力のペダルに変わっていたことに驚くが、ブンベツの手下たちと戦っていたみさえやかすかべ防衛隊の子供たちに乗車を呼びかける。ブンベツは車を押さえつけて発車を妨害するが、シロにかまれてしまう。その隙にペダルを回して車を動かすひろし。

営業で鍛えたと称している足でペダルを懸命にこぐひろしだが、ヨット型の車に乗った追っ手がやってきて、てんぷら油を撒いて妨害をしようとするが、どうにか妨害を切り抜ける。しかし、途中の上り坂でペースダウンするひろしを見かねたみさえが運転を交代することに。上り坂を切り抜けた後も砂をつめた缶を投げつけられる妨害を受ける。すると、後ろからアメ車のオープンカーに乗った、服を大量に買っていた女性が手りゅう弾を追っ手たちに投げながらひろしたちの車の隣りに来る。しんちゃんは女性と再び会えたことを喜び、女性の車に乗ってしまう。みさえはひろしと運転を交代し、女性にナンパするしんちゃんを連れ戻す。その直後、女性の車はガス欠で止まってしまい、ひろしは途中で別の道に行ってしまう。ひろしは体が勝手に反応すると言って、その道の先にあるトウモロコシを大量に載せた大きなカゴの前に止まると、さらに巨大なカゴに閉じ込められて捕まってしまう。ニワトリの顔をしたひろしを捕まえるための、ブンベツの仕掛けた罠だった。



7.SKBE研究所

捕えられたしんちゃんたちは小さな檻の中に入れられた状態で、とある建物の中の巨大な舞台の前に連れて行かれる。そこへ、ブンベツや犬か猫の仮面をつけた大勢の者たちが自然を守る、エコの大切さを訴えた内容の歌を唄いだし、舞台の天井からマントを羽織った町長の四膳守が表れる。四膳は自分たちが"SAVE KEEPING BEAUTIFUL EARTH"、略してSKBE(スケッベ)という組織の者たちであることを明かし、マントの下の、葉を股間に着けただけの裸の姿をさらす。町長は資金を集めるための仮の姿で、実はスケッベのリーダーとして、ある野望を実行に移そうとしていた。その事を話そうとすると、かすかべ防衛隊の子供たちが帰りたいと騒ぎ出したので、四膳は手下(マイハシ)に命じてしんちゃんたちを牢獄へ閉じ込める。ひろしとみさえは、四膳が物質文明に浸りきった現代文明は環境を破壊して、地球を破滅への道に進ませていると主張する。四膳はこの唯一の解決方法が物質文明から脱却して自然に帰ることであり、人間を動物に変える薬を開発したが、その薬をひろしとみさえが飲んだと言う。二人はしんちゃんの拾ってきた、その薬を飲んだことを思い出す。完成した唯一の薬を飲んだひろしとみさえから、成分を抽出して同じ薬を作ることが、ひろしとみさえを捕まえた目的であった。究極のエコ活動と四膳が主張する人類動物化計画に、ひろしはエコではなくエゴと言うが、四膳はこの計画が成就したら二人をモニュメントにして偉業を讃えると言って、高笑いする。



8.脱出

かすかべ防衛隊の5人とひまわりは牢獄に閉じ込められていた。しんちゃんは自分たちが拷問されるのではと不安になるが、ボーちゃんが牢獄の天井付近に穴が開いているのを見て、脱出方法を思いつく。しんちゃんたちは協力してひまわりをその穴に行かせ、ひまわりは牢獄から出る。牢獄の入り口の前にいた看守の男はひまわりを牢獄に戻そうと鍵を開けると、しんちゃんたちはドアを勢いよく開けて、看守をドアと壁に挟む。牢獄から脱出したしんちゃんたちは基地内の廊下を走るが、人の気配がしたため、途中の倉庫に隠れる。倉庫には巨大な冷蔵庫かあり、多くのドリンクが入っていた。喉が渇いていた子供たちはそれを飲みだし、当初は警戒していた風間君も飲んでしまう。しんちゃんも飲もうとするが、ひまわりも欲しがっていたため先にひまわりに挙げる。しかし、ひまわりが口をつける寸前に、突然爆発音が鳴り響き、冷蔵庫が倒れ、ひまわりとしんちゃんはドリンクを飲み損ねる。爆発音の正体はアメ車に乗っていた女性によるもので、サイドカー付きオートバイに乗ってバズーカ砲でスケッベの研究所の建物を攻撃していた。女性はオートバイに乗って研究所内に侵入し、バズーカ砲や手りゅう弾で研究所を破壊していった。監視カメラで女性を見た四膳は、手下のマイハシにひろしとみさえを本部に連れて行くよう指示を出す。



9.母子の別れ

廊下を走って逃げるしんちゃんたちだが、途中でしんちゃんはひろしとみさえが連れて行かれるのを目にし、ひまわりを風間君に預け、二人に会いに階段を駆け上がる。屋上では四膳とブンベツ、マイハシらが飛行船に乗り込み、さらにひろしとみさえも乗せられようとしていた。屋上に来たしんちゃんは、みさえが乗せられているのを見て飛行船に向かって走っていく。みさえもしんちゃんに気付き、再会を喜ぼうとするが、しんちゃんは屋上に到着した女性を見ると突然方角を女性の方に変えてしまい、女性をナンパする。それを見たみさえは怒って、しんちゃんをダメな子だと怒鳴りつけるが、その直後に自身の心の底からの怒りをわが子にぶつけたことに対して、自責の念に駆られるみさえ。すると、飛行船のドアが閉まって飛んで行ってしまう。その様子を見た女性はバズーカ砲で飛んでいく飛行船を攻撃しようとするが、発射されたロケット弾は上空の飛行船に届かず、そのまましんちゃんたちのところへ落ちてきてしまい、慌てて逃げるしんちゃんたち。すると、風間君たちも屋上にやってくるが、全員は落ちてきた空の巨大なタンクの中に入ってしまう。その直後に建物が爆発すると、タンクは勢いよく飛び上がり、そのまま森林の上を転がっていき、線路の上に止まる。線路のはるか先から東武伊勢崎線が走ってくるのを見て、マサオ君は春日部に戻ってきたことを喜ぶが、伊勢崎線が自分たちの方向に走ってきていた。大慌てで走って逃げるしんちゃんたちは、途中で線路から飛び降りて、田んぼに身を投げて泥だらけになってしまう。女性は、スケッベが環境保護団体を装う裏で、人間を動物にすることで自分たちの理想の世界を作ろうとしているを説明する。風間君は警察に行くことを提案し、女性にも同行を求めるが拒否される。女性は泥だらけになってしまって、風呂に入りたいと駄々をこねる。しんちゃんは自分の家のお風呂に入りに来ることを提案すると、大喜びでしんちゃんを抱きしめる女性。一方、風間君たちは警察署に行くが、省エネ対策のために営業を終了したという貼り紙を見て唖然とし、一旦帰ってまた明日来ることにする。



10.ビッキー

野原家に戻ってきたしんちゃんたち。シロは庭でエサをほおばる一方、しんちゃんはカップラーメンを用意する。すると、シャワーを浴びていた女性から石けんを持ってきてと頼まれ、しんちゃんは浴室に手を出して、石けんを渡す。しんちゃんは自分名前を言って、女性に名前を尋ねると、女性はその時持っていた手ぬぐいの「源泉湯本 ビクトリア温泉」の表記を見て、ビトクリアと名乗る。「ビクトリア」とうまく名乗れないしんちゃんに、ビッキーと呼んでと言う。浴室の入り口の前でしんちゃんは風呂に入っているビッキーに、世界の平和を守るために戦っているのかと聞き、それを肯定するビッキーは、スケッベの計画が成功したらこの世から好きなものが失われてしまうと力説する。ビッキーが出た後の風呂場が散らかり放題で唖然とし、さらにアクション仮面シャンプーが空になっていることにショックを受けるしんちゃん。さらに、カップラーメンとチョコビを食べられしまうが、チョコビのわずかな残りに満足するしんちゃん。みさえの服に文句を言いつつ、新しい服を着たビッキーは、再びスケッベの元へ行こうとする。しんちゃんもひろしとみさえを助けるために行きたいと頼むが、ビッキーは動物化が進むと心まで動物になってしまい、二人はもうしんちゃんのことを忘れているかもしれないと言い、ショックを受けるしんちゃん。ビッキーが家を出た後も悩むが、無駄ではないと確信し、スケッベの元へ行く決意する。すると、ひまわりとシロがやってきて、共に行くことにする。しかし、玄関には誰かの気配がして驚くしんちゃんだが、マサオ君たちの声を聞き、電気をつけるとさらに驚愕する。玄関には、コウモリ化したマサオ君、ペンギン化した風間君、ウサギ化したネネちゃん、そして(アルマジロに似ている)絶滅危惧種のオオセンザンコウ化したボーちゃんがいた。4人はスケッベの研究所で飲んだドリンクが原因で家に帰る途中に半分動物になってしまっていた。4人は元に戻るためににも、しんちゃんたちと共にスケッベの元へ行くことに。



11.ブンベツ追跡

監禁されているひろしとみさえ。みさえはしんちゃんに吠えたことを悔やんでおり、ひろしがみさえを励まそうとするが、ひろしの記憶が徐々に失われ、動物化していく。みさえが記憶を失くしていくひろしに戸惑っていると、スケッベの看守たちが入ってくる。その後、四膳は人間を動物化する薬が完成したことを大体的に祝っていた。春日部の街ではエコライフがさらに広まり、スケッベの募金活動も行われていた。しんちゃんたちはアクション仮面シャンプーの匂いをシロにかがせ、ビッキーを追跡するが、途中で雨が降ってしまって追跡が不可能に。公園の遊戯施設内で雨宿りするしんちゃんたちは、このままどうするかで相談するが、解決策が見いだせず。しんちゃんはコウモリと化したマサオ君の翼をくわえて味見しようとしたり、ペンギンの風間君の口と鼻をふさいで楽しむ。すると、ブンベツが人力のエコカーに乗っているのを見つけ、しんちゃんたちはコウモリと化したことで空を飛べるマサオ君に追跡させる。ブンベツは廃棄物の処理場で車を止めて、建物の中に入っていき、マサオ君に導かれてその後を追うしんちゃんたち。建物の中を捜索していると、しんちゃんがダストシュートに落ちてしまい、風間君たちもその後を追うと、巨大な地下空間に出て、ブンベツが別の扉の中に入っていくのを見る。しんちゃんたちは扉を開けようとするが、カギがかかっていた。すると、アリを捕えるために舌が長いというオオセンザンコウと化したボーちゃんが、自分の細長い舌を鍵穴に入れて、ドアをこじ開ける。ドアの中は真っ暗で風間君たちはおびえるが、しんちゃんが懐中電灯をつける。すると、ブンベツがトロッコに乗って行くのを見つけ、しんちゃんたちももう一台のトロッコでブンベツを追跡する。ブンベツの近くまで来ると何度も見つかりそうになるが、結局ブンベツのトロッコに追いついて見つかってしまう。隣りのレールのトロッコに乗っているブンベツに並行し、しんちゃんたちはブンベツの棒による攻撃を受けるが回避し、さらにブンベツがしんちゃんたちのトロッコに乗ってしまい、その際も捕まりそうになるがそれも回避する。その後、ブンベツが元のトロッコに乗って、すぐ前を走るトロッコしんちゃんたちを捕まえようとするも、シロに手を噛まれてブンベツはトロッコから落ちてしまう。その直後、トロッコは暗いトンネルを抜け出す。



12.本部突入

暗いトンネルを抜け出したトロッコは、広大な樹海の上を走る。そこは、カスカベ七不思議の一つであるカスカベ空洞説として語られている、春日部の地下に存在していた巨大な空洞であり、大昔からの自然が手つかずで残されていたのである。トロッコは大自然の中にそびえ立つ巨大で派手な建物であるスケッベの本部に近づくが、レールは急降下して速度が一気に上がる。しんちゃんはブレーキで減速しようとするが、ブレーキを壊してしまう。トロッコはレールの終点地点を飛び越えて、しんちゃんたちはトロッコから投げ出される。その後、本部に向かって歩き出す一行は、途中で多くの木の実を見てマサオ君が食べようとするが、風間君が罠の可能性を指摘して食べるのを躊躇させる。すると、しんちゃんが木の上に吊るされているアンパンを見つけるが、実は罠で一つのアンパンをしんちゃんが取ると、巨大な岩が転がってくる。一行は走って逃げるが、スケッベの本部の入り口の前で行き止まりになってしまう。岩はドアにぶつかり、その反動で少し後退して止まる。岩とドアの隙間にいて助かった一行だが、ウサギと化したネネちゃんが誰かが来る音を聞いて、全員は岩の裏側へ隠れる。すると、扉からスケッベの者たちが侵入者を捜索しに来る。一行はネネちゃんの耳を頼りに、人目をかいくぐって本部に入り、スケッベの者たちがランニングマシンやサイクルツイスタースリムのような器具を使って人力で電気を発生させているのを見る。さらに、スケッベに捕えられていた演歌歌手のジェロが、苦手の食材のワサビを食わせると脅されてエコの歌を無理やり唄わされていた。その後、風間君たちが飲んだドリンクが大量に生産されている工場に侵入するが、ひまわりとシロがベルトコンベヤーに乗って行ってしまう。そのことに気づかないしんちゃんたちは先を進み、スケッベの女性たちがドリンクを笑顔で無料配布する訓練をマイハシから受けているのを見る。しんちゃんは女性たちに惹かれてナンパしたことで捕まり、さらに風間君ら4人も捕まってしまう。
ちを捕まえようとするも、シロに手を噛まれてブンベツはトロッコから落ちてしまう。その直後、トロッコは暗いトンネルを抜け出す。



13.地球からのメッセージ

一方、本部に侵入したビッキーも、木の枝に吊るされていたプートンのバッグを手にしたことで罠にかかって捕えられていた。四膳守に挑発されたビッキーは彼の脛に蹴りを入れて、閉じ込められてしまう。その後、しんちゃんたちが侵入者として四膳の前に連れて来られる。四膳は風間君たちが中途半端に動物化したのを見て、失敗した薬を飲んだと察する。風間君たちは元の人間に戻してくれと懇願するが、地球を救いために仕方のないことだと言う四膳は、この計画に取り組んだきっかけを話しだす。かつて四膳は環境保護のボランティア活動を行っていたが、誰からも相手にされないばかりか煙たがられもし、その間に地球環境があったする状況に絶望していた。その頃、偶然落ちた穴から春日部の地下の空洞を発見し、人類がいない世界に美しさに感動する。それ以来、四膳は人間を動物に変える薬の開発に取り組み、遂に完成させたとのこと。しかし、しんちゃんたちは四膳の人間を動物に変えることが地球からのメッセージという発言に、地球が話はずがないとと言って四膳を怒らせるが、しんちゃんは四膳にひろしとみさえを返せと言う。四膳はしんちゃんに会わせてやると返答する。



14.人間の感情

ドーム型の天井の広間に連れてこられたしんちゃんは、一匹のニワトリが広間に入ってくるのを見る。広間の上の階にいた四膳守はそのニワトリがひろしだと言い、しんちゃんはニワトリと化したひろしに抱きつくが、人間の記憶を失っていたひろしはしんちゃんを突ついて逃げて行ってしまう。次に、一匹のヒョウが入ってくる。そのヒョウがみさえだと言われたしんちゃんは、ヒョウと化したみさえに走るが、前足で跳ね飛ばされてしまい、服が一部敗れてしまう。さらに、ヒョウのみさえはしんちゃんを追いかけてくる。走って逃げるしんちゃんがなんでそんなに怒っているのかを訊いても、全く聞く耳を持たないヒョウのみさえはしんちゃんを足で叩き、くわえて投げとばすなと暴力行為を繰り返す。しんちゃんは壁をよじ登って逃げようとすると、みさえがしんちゃんのズボンを引っ張ってくる。その力でしんちゃんは落ちてしまい、ズボンを引っ張られて丸出しになったしんちゃんのお尻がみさえの顔を直撃する。すると、みさえの記憶の中でしんちゃんが生まれた時のことから、今まで共に過ごしてきたこと、そしてスケッベの研究所の屋上で怒鳴りつけたことの記憶までよみがえり、みさえは屋上でしんちゃんをダメな子と咎めたことを訂正し、とっても良い子だと言う。姿はヒョウでも人間としての記憶が完全に戻ったみさえは、しんちゃんを抱きしめる。人間の感情が戻ったことに困惑する四膳は広間から出ていくが、みさえはしんちゃんとひろしと共に四膳を捕まえに。まだ人間の記憶が戻っていないひろしに、しんちゃんは持ってきたパンをちぎって自分たちの行く途にばらまく。それを食べながら、しんちゃんたちについていくひろし。



15.SKBE本部倒壊

その頃、風間君たちはランニンングマシンに乗せられて、電気生産のための強制労働をさせられていた。そこへ、スケッベの者たちを脅かして撃退するヒョウのみさえと、みさえに乗るしんちゃん、そしてみさえたちについてくるひろしがやってくる。風間君たちはみさえたちと共に逃げ、隣りの部屋に行こうとすると、扉が閉まろうとするも、辛うじて閉まる寸前に部屋に入った一行だが、大量の巨大なハシが降ってくる。それをかわしたみさえの前に、マイハシが立ちはだかる。ハシを使わせたら埼玉一と自称するマイハシは、自分の背中の巨大な二本のハシを使ってみさえを襲う。すると、しんちゃんがふざけてマイハシの服にぶら下がる。

一方、本部に入ってきたブンベツが逃げる風間君たちを発見し、4人を追いかける。しかし、4人は逃げる際にゴミ箱を散らかしてしまい、それを見たブンベツは4人の事を気に留めず燃えるゴミと燃えないゴミに分別に夢中になってしまう。その隙に風間君たちはブンベツに体当たりしてそばにあったトロッコに乗せてしまい、トロッコはダストシュートの前でぶつかる。ブンベツはダストシュートの中に転落してしまう。その頃、しんちゃんを追いかけていたマイハシは本来の目的を思い出して、再びみさえに牙を向くが、今度はしんちゃんがマイハシの髪に挿してあったハシを抜いてしまい、マイハシの長い髪が顔を覆い、周囲が見えなってしまうマイハシ。

風間君らはドリンクを製造している工場内で、大勢のスケッベの者たち包囲されるが、ボーちゃんはオオセンザンコウと化した自分の特性を生かして、ボールのように転がってスケッベの者たちに体当たりして倒してく。それを見たネネちゃんは、うさぎのぬいぐるみで殴りとばしていく。包囲されたマサオ君は大声で泣くと、超音波を発して周囲を爆破してき、マサオ君がそれに気付くと超音波で次々に周りの物を破壊していく。3人が活躍する一方で、何の役にも立っていない風間君は自己嫌悪に陥る。マサオ君の超音波で本部の中が次々に爆発して、両手首を束縛されていたビッキーが意識を取り戻し、爆発の衝撃で右の手首を拘束していた手かせが外れる。ビッキーは持っていたヘアピンを左の手かせの鍵穴に差し込む。

その頃、ハシを挿しなおして髪を整え、戦闘を再開したマイハシはみさえを苦戦させる。しかし、マイハシの攻撃を回避したみさえがしんちゃんとひろしと共に飛び上がると、しんちゃんはマイハシのハシを真剣おケツ取りと称しておシリで受け止める。さらに、みさえがそのハシをつたって自分のお尻でマイハシに一撃を与え、マイハシは気絶する。困惑する本部内を出たビッキーがリモコンを押すと、本部内が一気に巨大な爆発が起こり、本部内に水が入ってくる。しんちゃんたちも水の流されるが、流れていた浮遊物に捕まる。すると、その先にマサオ君とネネちゃんとボーちゃんが溺れているのを見るが、ペンギンの風間君が泳いで3人をしんちゃんたちの乗っている浮遊物へ移す。自分が初めて役に立って喜ぶ風間君に礼を言う3人だが、水は上の方へ流れて、しんちゃんたちも上へ押し出されていく。



16.野原一家集合

春日部駅前の広場に大量の水が噴出し、しんちゃんたちが投げ出される。地面にたたきつけられたニワトリのひろしはしんちゃんに押しつぶされるが、その衝撃で人間の頃の記憶が戻る。みさえは喜んでひろしを追うが、ヒョウのみさえに怖がって逃げまどうひろし。風間君らは春日部に戻ってきたことを喜ぶものの、未だに人間に戻れていないことに気付き、さらに春日部の街は動物が大量発生していることに気付く。その異様な光景をレポートしていた団羅座也も、スケッベの女性からもらったドリンクでオランウータンになってしまう。ジェロや隣りのおばさん、埼玉ナマケモノ隊と名乗る埼玉紅さそり隊、幼稚園の先生ら、春日部の人々はスケッベのばらまいた薬で動物と化していた。自分の親まで動物になっている事を想像した風間君たちは、不安のあまり家に帰ってしまう。一人取り残されたしんちゃんは、水の噴出した場所から、巨大なキマイラの像が上がってきて、その像の上には四膳守が人々が動物と化した春日部に高笑いの声を上げていた。

それを見たしんちゃんとみさえとひろしは像の上に上がり、人間に戻すことを要求する。四膳は人類動物化計画を阻止したければ自分を倒せと言う。最初にひろしが四膳に勇猛果敢に立ち向かうが、ニワトリのひろしは四膳に殴られてのびてしまう。怒ったみさえは四膳に襲い掛かり、四膳の顔に傷をつける。怒り心頭に達した四膳はデラックス版のドリンクを取り出し、それを飲むと像のキマイラとそっくりの巨大な猛獣に変身する。キマイラと化した四膳に立ち向かうみさえだが、大きなダメージを受ける。次にしんちゃんが走って四膳に襲い掛かるが、かわされて像から落ちてしまう。植え込みに落ちたしんちゃんは、傍にいたスケッベの女性からドリンクをもらい、再び像に登る。ひろしとみさえのドリンクを飲むなという言葉を無視してドリンクを飲んだしんちゃんは、ゾウに変身してしまう。しかし、非常にヒョウのみさえよりも小さなゾウで、四膳には手も足も出ず、四膳に攻撃を受けそうになる。そこへ、巨大なシロクマが四膳に体当たりする。そのシロクマに当初は怯えたしんちゃんたちだが、シロクマに変身したひまわりであることに気付く。さらにひまわりの背中にはシロが乗っており、遂に野原一家が勢ぞろいする。再び立ち向かった野原一家の総攻撃に苦戦する四膳は、自分を倒したら地球の未来は閉ざされると言い出す。みさえたちはしんちゃんやひまわりがいなければ意味が無いと言い、四膳に大切な人がいないのかと問う。すると、四膳は何かを思い出したかのような表情を浮かべるが、ひまわりの攻撃で像の一部が破損し、下の春日部の地下へ落ちていき、四膳も落ちそうになって必死に像にしがみつく。



17.地球への愛

助けを請う四膳に対して、ひろしはひまわりに四膳を助けるように言い、ひまわりが四膳を引き上げると、四膳の口から噴出した炎がひろしに直撃し、ひろしの体はヤキトリと化してしまう。四膳は再び火を噴いて攻撃をしようとすると、ビッキーが現れて四膳にあきらめるように呼びかける。四膳はビッキーのことを良子(よしこ)と呼ぶ。ビッキーの本名は四膳良子で、四膳の妻であった。四膳は自分が人類動物化計画を考えるようになったのは、良子がゴミの分別もせず、風呂のお湯はあふれさせ、服を大量に買い込んで部屋中に脱ぎ捨て、エコに全く関心を示さない態度に絶望し、良子を動物にしようと思い、そして人類にも絶望して、人類も動物にしようと思い立ったと言う。四膳は良子を叱責するが、なぜその時に言わなかったのかと返され、さらにしんちゃんになんで良子を動物にしなかったのかを聞かれ、答えに窮する。良子は自分が動物になれば四膳の気が済むだろうと言い、持っていたスケッベのドリンクを飲もうとする。しかし、それを見た四膳は良子を制止し、良子を動物にできないと認識し、自らの過ちを認め、良子も自分の落ち度を認めて夫婦仲が修復される。夕方、野原一家が帰って行った直度、四膳は持っていた別のドリンクを飲んで人間に戻る。良子は自分もエコ活動に協力すると言い、四膳といちゃつこうとすると、野原一家が動物から人間に戻る薬をよこせと走ってくる。

春日部の人々は人間に戻り、野原一家にも再びいつもの朝が訪れる。



18.エンディング

(エンディング)
『やんちゃ道』
作詞・作曲:中村中
編曲:鈴木豪
歌  :ジェロ
(ビクターエンターテインメント)
(敬称略)





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