オフ会レポート3(浪花のド根性編)(その2)





5月1日


翌朝の6時半過ぎに目が覚めました。7時になった時、私は朝食をとりに、ホテルの下の階に行きました。朝食から戻ると、パソコンをいじるなどして、時間をつぶしました。

クレヨンしんちゃん的ページ」のトップページを見ると、オフ会について、黄緑色の帽子をかぶっていて、「3分ポッキリ」のノートを持っている人が目印になると書かれているのには、少し驚きました。私が来ないとオフ会は成り立たないなと思いました。その後、10時にチェックアウトし、ホテルを後にしました。

その日の午後はいよいよオフ会ですが、午前中は昨日行きそびれた大阪城に行くことにしました。大阪駅から大阪環状線外回り大阪城公園に行きましたが、駅前はすごい人で驚きました。ただ、その多くの人たちは、天守閣に行くのではなく、公園内で催されているらしい何らかのイベントを見物しに来たようです。

公園内には、演説をやっている革マル派がいました(帰りにはいませんでしたが)。駅から天守閣までは、意外に遠かったです。ようやく到着したのは良かったのですが、時間が無いと思い、大急ぎで中を見物しました。

エレベーターは並んでいたので、階段で一番上の8回まで上がりました。そこの展望室をぐるっと一周した後、1階ずつ下へ降りて行って、それぞれの階の展示を簡単に見て、天守閣を後にしました。天守閣を出たのは11時40分過ぎでした。

この後、大阪城公園駅から大阪駅へ戻り、ナビオTOHOプレックスのあるHEPナビオへ行きました。この時12時20分過ぎでした。時間が無いと思っていたら、却って時間が有り余る状態となり、私はHEPナビオの7階に上がり、そこの「ロンドンティールーム」という喫茶店で、軽く昼食をとりました。

その喫茶店には1時間以上いました。昼食をとりつつ、今までの大阪観光の事を書き綴ったり、その店のメニューと一緒に置かれている、アフタヌーンティーの歴史などが書かれた冊子を読んだりもしていました。

アフタヌーンティーの始まりは、19世紀(ヴィクトリア朝時代)のベッドフォード公爵夫人によるものなんだとか。そうそう、そうなんですよね。当時のイギリスの上流階級の夕食は、午後8時から9時で、昼食との間隔が長いため、その間に軽い食事をという事で、そのベッドフォード公爵夫人のアイディアだと、私も以前聞いたことがあります。

話が横道にそれました。1時間以上、その喫茶店で時間をつぶし、1時半過ぎに出ました。そして、1時35分頃に、黄緑色の帽子をかぶり、「3分ポッキリ」のノートを持って、1階上のナビオTOHOプレックスに到着しました。それから、近くの椅子に立ったり座ったりして、待ち続けました。待っている間は緊張しまくりでした。

1時50分頃、一人の男性が近づいてきて、「チョルスさんですか?」と尋ねてきました。このオフ会の参加者は他にもいらっしゃるので、その参加者のうちの誰かかなと思い、「はい、そうですが。あの、どちら様で?」と聞き返しました。

その男性は答えました。「Mr.Kです」

私は「えっ」と思い、思わずMr.Kさんですかと聞き返しました。間違いありません、Mr.Kさんだったのです!私は非常に嬉しくなり、今までの緊張感は吹き飛んでしまいました。こうして、無事にMr.Kさんとお会いすることができました。

さて、その後はMr.Kさんと、他の参加者の待ち合わせです。そして、参加者の一人、たかさんの姿が確認できました。たかさんはかなり前から来ていたようです。ただ、たかさんは相当緊張していたようです。参加者はもう一人いたようなのですが、集合時刻の2時を過ぎても来ませんでした。

待っている間、2時過ぎだったと思いますが、なんと鑑賞予定だった2時15分の回が満席になってしまったのです。たくさん客がいるのはいいことですのでうれしい誤算ではあるのですがね。

仕方なく4時40分の回に変更しました。この後も、他の参加者を待ちつつ、立ち話をしました。私は、それまでの大阪観光の事を話しました。

また、グッズも出しました。中国は上海でもらった、しんちゃんの陶器や、くなけさんのイラスト(オフ会レポート(春日部観光記)参照)、水橋ホトリさん(オフ会レポート2(春日部編2)参照)のイラストなどです。Mr.Kさんはくなけさんのイラストを見て、すごく上手ですね、やっぱり絵は全然かないませんねと、水橋ホトリさんのイラストを見て、こちらは非常に可愛い絵ですねと言っていました。

Mr.Kさんからは、野原一家の特別住民票を見せていただきました。まあ、私も持っているのですがね。ただ、私は春日部市役所で直接もらって来たの対し、Mr.Kさんは郵送してもらったそうです。そのようなシステムがあるとは知らなかったので、見た時は少し驚きました。

また、私はその日、「3分ポッキリ」を観るのは11回目で、全部で13回観る予定でいる事と、公開初日には4回観た事を話したら、(当然ですが)驚いていました(詳細は「伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」鑑賞記)。

さて、他の参加者はいつまで経っても現れなかったので、3時40分にチケットを買うことにしました。そして、立ち話ではなく本格的な(?)座談会を2部構成で行うことになりました。しかし2回も喫茶店に入ってはお金がかかりますので、1回目は喫茶店ではなく、適当に場所を見つけて行うことにしました。

私とMr.Kさんとたかさんの3人で、1階下へ降り、人気のない場所を探し、そこにしゃがみこんで座談会を行いました。私は韓国語版のDVDやVCD、単行本、また英語版・ドイツ語版・中国語版の単行本などを出しました。

一方、たかさんから水島努氏が監督をつとめておられる「ハレのちグゥ」のDVDやら臼井儀人氏のクレしん以外の作品、「スーパー主婦月美さん」や「だらくやストア物語」などを見せていただきました。「スーパー主婦月美さん」や「だらくやストア物語」も私は持っていますが、「スーパー主婦月美さん」の初期の単行本は私は持っていなかったので、見せてもらって嬉しかったです。

Mr.Kさんは「スーパー主婦月美さん」の登場人物の星美を見て、ほとんどネネちゃんじゃないかと、言っていました。そうなんですよね、「スーパー主婦月美さん」の星美という幼稚園児のキャラクターは、外見はネネちゃんと瓜二つなのです。性格もネネちゃんに似ています。

私達はこのようにあれこれグッズを出していたのですが、傍から見ればかなりアヤしい連中だったのではと思います。

4時20分、上映時間が近づいてきたので、ナビオTOHOプレックスへ戻りました。指定席だったので、特に並ぶ必要はありません。

「3分ポッキリ」が上映される劇場は、シアター3(座席数467)でした。入場者プレゼントを配ってはいましたが、もらうことはできませんでした。渋谷と大宮でもらえたのは何だったんでしょう・・・(私がストラップをもらえた話については、「伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」鑑賞記「Sechstes Ansehen(第6回目鑑賞)」「Zehntes Ansehen(第10回目鑑賞)」を参照)。

観客数は、その日最後の上映だったこともあり、前回が満席なのに対し、この時は6〜7割ほどでした。私の座ったM列10番という席は、後方やや左の席でした。私の左隣にMr.Kさんが、さらにその左隣にたかさんが座りました。場内では「Crayon Beats」が流れていました

4時40分、いよいよ上映が開始されました。Mr.Kさんとたかさんにとっては初めての、私にとっては11度目の鑑賞です。例によって最初はCMですが。そしてCMの後、いよいよ本編の上映です。この時の上映は、大いにウケていました。試写会や王子100人劇場並みでした。変身したシロのシーンも、笑い声が聞こえました。

特に、私の右後ろの子供と、中年女性がよく笑っていました。その中年女性の笑い声を聞くたびに、「さすが浪花のおばちゃん」などと私は思っていました。

ただ、上映が開始されてからも、ざわざわとどよめきがあり、私は少し不快な気分だったのですが、これも浪花だからなのでしょうか?

さて、上映が終了すると、Mr.Kさんがパンフレットを買いので、劇場に出ましたが、ここでハプニングが発生です。なんとのMr.Kさんが財布をなくしてしまったのです。座席も見直しても見つからず、かなりあせりました。しかし、座席の隙間に入り込んでいたようで掃除のおばちゃんが見つけてくれました。掃除のおばちゃんは、ここは見つかりにくいんだよね〜と、色々と話していました。やはり、ここは浪花なのですね。

かくして無事パンフレットを買い、座談会第2部に入りました。今回は喫茶店でとなりました。私はそこで、普通のコーヒーを注文しました。話題の中心は今回の映画作品の事で、私は今回の作品の批評、考察めいたことを話したりしました。ただ、あまり時間が無く、多くのことはお話できませんでしたがね。

たかさんが7時30分までとのことでしたので、7時30分で座談会を終了してたかさんとはここでお別れとなりました。私は8時56分発の、新大阪発の新幹線で変える予定で、まだしばらく時間があったので、梅田の地下街でもうしばらくクレしん話を繰り広げました。

Mr.Kさんは、「クレヨンしんちゃん的ページ」の今回のオフ会レポートで、「ほとんどチョルスさんに話題を振っていただいてばかりで、私から話したということはなかったような…。」と書いていますが、私はMr.Kさんはかなり寡黙な人だという印象を受けました。

ただ、やはりクレしんのファンであることに間違いありません。というのは、私達が梅田の地下街で話をしていると、とある男性が近づいてきて、何かのビラを渡そうとしたのです。Mr.Kさんと私は断りました。そして、この時私が思い出した事をMr.Kさんに話しました。

それは、以前私は新宿の歌舞伎の裏通りを歩いていた時、怪しげな男性が「ねえ君、どこ行くの?」と話しかけてきたのです。気味が悪かったので、無視してそのまま歩いていきましたが。

この事を話した時の、Mr.Kさんの返したお言葉は、「いや〜、新宿ゆうとこはなんや。ゴチャゴチャと落ちつかん街どすな〜」。いやはや、さすがです(笑)。

さて、時間が迫ってきたので、新大阪駅へ行くことにしました。Mr.Kさんも、私を見送ってくれるとの事で、一緒に行きました。

JR東海道本線で新大阪駅へ行き、Mr.Kさんは一旦出て、新幹線の改札の入場券を買い、改札に入りました。その後、発車時間まで、待合室でお話をしました。

今回の「3分ポッキリ」ではカンタムロボが久々に出てきて嬉しかった、「せいぎのベッド」はラブホテルのベッドを思い起こさせることなどを話しました。

また、私がこれまでに参加したオールナイトについても話しました。ドラえもんの芝山監督に劇場版クレヨンしんちゃんの監督の座を譲れと言われたら譲っちゃいますかという質問に対し、水島監督とムトウ監督では答えが違うという事も話したと思います(水島監督の場合はオールナイトレポート3を、ムトウ監督の場合はオールナイトレポート4(前編)を参照)。

また、今年(2005年)の新文芸座のオールナイトで、くなけさんがしんちゃんの物マネをして、それが非常に上手だったことも話しました(オールナイトレポート4(後編)参照)。すると、Mr.Kさんは「じゃあ、(矢島晶子さんの)2代目は決定ですね」と言いました。これに対し、私は「でも、くなけさんは絵もうまいですから、アニメーターもできますよ。二束のワラジですね」と返しました。

さて、まもなく発車時間となり、私達はホームへ出ました。少し経つと、私が乗る新幹線、のぞみ32号(500系)がホームに滑り込んできました。私は席は指定だったので、あわてて席を取る必要は無く、新幹線に乗った後も、入り口の前でMr.Kさんと向き合っていました。

私たちはまたお会いしましょうと言いました。8時56分、いよいよ発車です。ドアが閉まり、新幹線が発車しても、Mr.Kさんは追いかけて下さり、新幹線がスピードを上げると、遂にお互いの顔が見えなくなり、お別れとなりました。Mr.Kさんが私をあそこまで見送ってくれて、本当に嬉しかったです。

新幹線がホームを出た後、私は席を着きました。私の席は窓際でした。新幹線が発車してしばらくすると、弁当を販売するワゴンと売り子が来たので、私は弁当を買いました。

私が買ったのは、千円の「日本の味博覧」という幕の内弁当で、10時にそれを夕食として食べました。私はその時かなり空腹だったので、15分くらいで食べ終わりました。

それにしても、夜の新幹線といえば「ヤキニクロード」のエンディングを思い起こさせます。私の頭の中は「こんな時こそ焼肉がある」が流れていましたが、だんだん眠くなり、熱海駅を通過する時、私は寝ていました。

私は名古屋駅を出て、浜松駅か静岡駅辺りをを通過する時には、もう寝ていました。そして、新横浜駅に着く直前に、目が覚めました。

11時29分、新幹線は東京駅に到着しました。東京駅のホームに降り立った際、再び私の頭の中では「こんな時こそ焼肉がある」が流れ出しました。

私が自宅に着いたのは12時半過ぎでした。
こうして、私はMr.Kさん主催の映画オフ会に幕を閉じたのです。





特別付録

私が帰りの新幹線で食べた、「日本の味博覧」という幕の内弁当には、
おしながきが付いており、私は今もそれを持っています。

というわけで、その弁当が一体どんなものだったか、オマケという事で(?)、
そのおしながきの内容をここに掲載します。
なお、原文は縦書きです。



幕の内弁当

日本の味一覧

おしながき

厚焼き玉子
サーモン塩焼き
焼き板蒲鉾
鶏肉八幡巻き
蛤柔らか煮
川海老つや煮
胡麻豆腐
(花びら馬鈴薯 山葵)
春野菜焚合
(筍 椎茸 里芋 わらび 人参)
翡翠昆布巻き
煮豆
さくら麩

(俵物相 里米飯 筍飯)
香物
(甘塩梅干し(紀州南高梅) 割干し大根山菜風味 こごみ)



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