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劇場版についての概論


※当ページは、概論を既に読んでいることを前提としています。
従いまして、概論をまだ読まれていない場合は、
当ページより先に、概論を読まれることをお勧めいたします。
なお、韓国語から日本語に訳した文は、管理人の不十分な韓国語能力のため、
やや不自然に思われるかもしれませんが、ご了承下さい。





当ページでは、主に劇場版について触れます。
韓国では、クレヨンしんちゃんは原作漫画、テレビアニメだけでなく、劇場版も公開されたようで、DVD、VCDとして販売されています。

管理人は現在、韓国の劇場版の作品を、「ハイグレ魔王」から「温泉わくわく」までの全6作(「クレしんパラダイス」を含めれば7作)のVCDをを所有しています。え、おかしいんじゃないの、「温泉わくわく」までなら全7作なんじゃないのと、ここで思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いいえ、6作なのです。ある作品だけは公開されていない様なのです。韓国編をお読みになれば、カンが働くのではないでしょうか。そうです、その作品とは「雲黒斎」です。登場人物が韓国人、舞台が韓国(ソウル)に設定変更されている韓国版では、明らかに日本だと分かる「雲黒斎」だけは公開するわけにはいかなかったのでしょう。

劇場版はかなりつこっんだ描写が多いせいか、削除や修正されているシーンが多いです。
また、明らかに日本だと分かるシーンも削除、修正が加えられているため、日本版を見慣れていると、違和感を覚えることも少なくありません。

また、「クレヨンしんちゃん映画大全」(双葉社)によれば、劇場版作品(テレビアニメ版も含む)の対象年齢は5〜14歳となっていますが、管理人が劇場版作品を見た限りでは、実質上の対象年齢はもっと低く設定されているはずだと思われます。

それは、「ブタのヒヅメ」や「温泉わくわく」に、登場人物(アンジェラ青梅やアカマミレなど)の経歴が英語で紹介されているシーンがあります(国籍や出身地は日本や日本の地名が記されている)が、これらには削除、修正は一切行われていません。

つまり、視聴者はアルファベットが読めないということを想定しているのです。14歳なら読める歳に含まれますので(韓国では日本と同様、英語教育は中学生から行われる)、実際の対象年齢は11、12歳までと言えます。

しかし、韓国は日本以上の学歴社会で、非常に教育熱心な国ですので、幼稚園児、小学生のうちから英語を習う子供も少なくありません。そのことまでも考慮すれば、対象年齢はさらに低くなる、または対象年齢そのものに意味をなさなくなるとまで言えます。

管理人の所有しているVCDですが、1つの劇場版作品につき、2枚のディスクに収録されています。
つまり、前半と後半に分かれており、劇場版が前6作あるので、ディスクの枚数は12枚ということになります。

なぜ、2枚に分かれているのかというと、VCDはDVDと違い、チャプター分けが出来ず、また、停止ボタンを押すとまた1から見直さなければならないと、デメリットがあるからです。ただし、価格は安いのですが(製造のコストも、DVDに比べると、安いと思われます)。

VCDは「ハイグレ魔王」〜「ヘンダーランド」までの3作品、「暗黒タマタマ」〜「温泉わくわく」までの3作品にそれぞれセット販売されているものです(ちなみに管理人がこの2セットのVCDを買ったのは、昨年(2004年)3月に韓国へ行った時です。それから半年後の9月にも行きましたが、どちらの時も平積みで売られていました。韓国におけるクレしんの人気ぶりがうかがえます)。

ちなみに、この2セットは製造元は同じなのですが、製作元は違うせいか、登場人物の声(つまり声優)や名前が異なっています。視聴者が困惑するのではないかと思うのですがね・・・。

「ハイグレ魔王」〜「ヘンダーランド」までの3作品の製造元はウンヂンメディア、製作元は株式会社KTSシステム、製造年月は2000年7月と表記されています。

「暗黒タマタマ」〜「温泉わくわく」までの3作品の製造元は同じくウンヂンメディア、製作元はアマゾンCD、製造年月は2003年4月と表記されています。

両者ともパッケージには、宣伝文句はいくつか書かれていますが、まず 「ハイグレ魔王」〜「ヘンダーランド」のセットの場合、以下の通りです。

「命が大事なら、みんなどけ〜!チャングのお出ましだ!!」
「チャングと一緒に向かい、自信を持って、大冒険の世界に行こう!」


次に「暗黒タマタマ」〜「温泉わくわく」のセットの場合、以下の通りです。

「世界征服を夢見る悪党と戦うチャングのパワフルなアクション!」
「アクションビ〜ム!!!」
「出動〜!幼稚園防衛隊〜」
「いたずらっ子チャングと友達の冒険旅行!」


ところで、ここで主題歌について触れたいと思います。
管理人が所有している韓国のDVD、VCDは全て(テレビアニメ版、劇場版、オープニング、エンディング問わず)「オラはにんきもの」の曲が使用されており、歌詞は韓国語に変わっています。著作権の問題あるため、歌詞の公開はできませんが。

ただ、歌詞は日本語版とかなり異なりますが、「チャングは止められない」ことを強調しているような内容です。

さて、韓国の劇場版作品ですが、実は第1作は「ハイグレ魔王」ではなく、「ブリブリ王国」とされています。つまり、この両作品は順序が入れ替わっているようなのです。さらに、劇場版のタイトルも、作品によってやや異なっています。

ちなみに、これからは韓国編に限り、「ブリブリ王国」を劇場版第1作、「ハイグレ魔王」を第2作とみなし、タイトルも韓国版にあわせていきますので、ご了承下さい。
韓国の劇場版作品のタイトルは以下の通りです。

日本語
(原題)
ブリブリ王国の秘宝
日本語
(韓国版直訳)
ブリブリ王国の宝物
한국어
(韓国語)
부리부리왕국의 보물
(プリブリワングゲ ポムル)
コメント 日本版とほぼ同じですが,秘宝(비보(ピボ))が宝物(보물(ポムル))になっています。

日本語
(原題)
アクション仮面vsハイグレ魔王
日本語
(韓国版直訳)
アクション仮面vsハイグレ王
한국어
(韓国語)
액션가면vs하이그레왕
(エクションカミョン テ ハイグレワン)
コメント 韓国版では「魔」が抜けています。しかし、劇中では日本版と同じく「ハイグレ魔王」と呼ばれています。なぜタイトルのみ、「魔」か抜けているのかは分かりません。

日本語
(原題)
ヘンダーランドの大冒険
日本語
(韓国版直訳)
ヘンダーランドの大冒険
한국어
(韓国語)
핸더랜드 대모험
(ヘンドレンドゥ テモホム)
コメント 日本版と同じです。

日本語
(原題)
暗黒タマタマ大追跡
日本語
(韓国版直訳)
暗黒魔王大追跡
한국어
(韓国語)
암흑마왕 대추적
(アムクマワン テチュヂョク)
コメント 「タマタマ」は直訳が難しかったのでしょうか。「魔王」に変更されています。

日本語
(原題)
電撃!ブタのヒヅメ大作戦
日本語
(韓国版直訳)
ブタのヒヅメ大作戦
한국어
(韓国語)
돼지의발굽 대작전
(トゥェジバルグプ テヂャクヂョン)
コメント 「電撃!」が抜けています。さすがに、日本版のタイトルは長いと思われたのでしょう。

日本語
(原題)
爆発!温泉わくわく大決戦
日本語
(韓国版直訳)
わくわく大決戦
한국어
(韓国語)
두근두근 대결전
(トゥグンドゥグン テギョルヂョン)
コメント こちらは「爆発!温泉」が抜けていますが、韓国版は短すぎるような・・・。「温泉」は付け加えても良いのではと思います。

日本語
(原題)
クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉
日本語
(韓国版直訳)
チャングパラダイス
한국어
(韓国語)
짱구 파라다이스
(チャング パラダイス)
コメント 「チャングは止められない」という韓国版のタイトルなら、最も妥当なタイトルだと言えるでしょう。

次回から、これら劇場版の内容について触れたいと思います。
登場人物の名前の変更、セリフ、削除や修正が行われているシーンなどについてです。

なお、「嵐を呼ぶジャングル」以降の作品については、今のところ一切分かりません。韓国で公開されたかどうかも不明です。




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