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嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
あらすじ




DVDチャプターリスト


1.リアル鬼ごっこ(3:19)
2.オープニング(0:52)
3.カスカベ座(4:17)
4.子供達捜索(2:10)
5.アメリカ?西部劇?(3:37)
6.酒場(4:00)
7.シェリフ風間(3:04)
8.ジャスティスシティ(4:24)
9.映画の中の世界?(3:08)
10.マサオくんとネネちゃん(3:25)
11.時間が止まってる(2:26)
12.この世界に染まるな(1:32)
13.映画からのSOS(3:43)
14.しんのすけとつばき(3:52)
15.あの人いい人かも(3:55)
16.ジャスティスの屋敷(3:20)
17.しんちゃん、惚れたね(4:04)
18.時間が動き出した(5:25)
19.ヒーローーパンツ(3:07)
20.ヒーロー誕生?(3:57)
21.封印された場所へ(2:44)
22.機関車vs自動車(2:35)
23.カスカベボーイズ誕生!(1:28)
24.カスカベボーイズ反撃!(2:32)
25.ジャスティスロボ登場(2:42)
26.恋人ドロボー!(3:06)
27.カスカベ防衛隊ファイヤーッ!(4:59)
28.映画終了(2:53)
29.家に帰ろう(3:34)
30.エンディング(2:46)



特別付録
チャプター27で5人は何と叫んでいたか




総時間:96分55秒

※カッコ内の数字は、そのチャプターの時間を表示



1.リアル鬼ごっこ

リアル鬼ごっこという高オニで遊んでいる,かすかべ防衛隊の5人(しんちゃん,風間君,ネネちゃん,マサオ君,ボーちゃん)。鬼の風間君は警察官を,他の4人は農作物の泥棒を演じる。風間君はネネちゃんにタッチし,鬼になったネネちゃんは離婚を迫る妻を,他の4人は(慰謝料を理由に)それを拒む夫を演じる。ネネちゃんはマサオ君にタッチし,鬼になったマサオ君は復縁を求める夫,他の4人はそれを拒む妻を演じる。マサオ君はボーちゃんにタッチし,鬼になったボーちゃんはオレオレ詐欺師を,他の4人は詐欺師に対応をする役を演じる。ボーちゃんはしんちゃんにタッチし,鬼になったしんちゃんは闇金融の借金取りを,他の4人はその債権者(マサオ君は保証人)を演じる。しんちゃんがマサオ君にタッチした時,5人は路地を通ってある広場に出ていた。そこには,「カスカベ座」と書かれた建物があった。



2.オープニング

(オープニング)
『オラはにんきもの』(作詞:里及塚玲央/作曲:小杉保夫/編曲:加藤みちあき/歌:野原しんのすけ)(敬称略)



3.カスカベ座

カスカベ座というつぶれた映画館に,窓から入るしんちゃん。他の4人は躊躇するが,しんちゃんの「かすかべ防衛隊,ファイヤー!」という掛け声で入ることに。5人は窓からトイレに入り,待合室,劇場へと行く。劇場には誰一人おらず,ただ荒野の映像が流れていた。5人は席に座ってその映像を観るが,催したしんちゃんはトイレに行き,劇場に戻ると4人に姿は消えていた。しんちゃんは4人が帰ったと思い,帰ることに。



4.子供達捜索

日もすっかり落ちて,家に帰ったしんちゃんは,遅く帰ってきたことをみさえに怒られる。すると,風間家から電話がかかってきて,電話に出たみさえとしんちゃんは,風間君がまだ帰っていないことを知る。しんちゃんから事情を知ったひろしとみさえは,しんちゃんとひまわりを連れてカスカベ座に向かうことに。ひろし,みさえ,しんちゃんはカスカベ座で4人を探すが見つからず。そして,劇場に入た4人は,荒野の映像を観ていると,いつの間にか荒野の中に立っていた。



5.アメリカ?西部劇?

夜の映画館の中から,真昼の荒野に自分達がいることに戸惑うひろしとみさえ。西部劇に出てきそうな荒野を歩いていると,4人は鎖で閉じられた巨大な扉を見る。さらに行くと,横たわった巨大なロボットを見つける。さらに歩く中,ひろしは太陽が全く動いていないのではと言う。やがて4人は線路を発見し,辿っていくと街を発見するが,そこは西部劇の世界のような街だった。住人は日本人のようであるが,馬に引きずられる人(オケガワ)を見て,街を出て春日部に帰ろうと,ひろしは春日部の事を訊くが,誰も春日部を知らず。そして,ひろしはある酒場を見つけ,入ることに。



6.酒場

酒場に入ったひろしは,客やマスターに睨まれつつも,マスターに春日部の事を訊こうとするが,注文をするよう脅され,烏龍茶を頼むものの理解されず。戸惑うひろしに,一人の客(へんな顔の男)が近づいてきて,ひろしを睨む。男はひろしのヒゲでマッチに火をつけて煙草を吸い,ひろしの顔を気に入らないと言う。ひろしは出ようとするが,他の客から囲まれ,因縁をつけられる。外からその様子を見ていたみさえ達も入ってきて,ひろしを連れて行こうとするが,男からオバサンと言われ,みさえは変な顔と言い返す。男はみさえに平手打ちをしようとするが,しんちゃんに足を押されてバランスを崩し,後ろの客をビンタする。怒ったその客は男を殴ろうとするが,また別の客を殴ってしまい,さらにその客も他の二人の客を殴り,と店の中で乱闘が起こってしまう。しんちゃんはへんな顔の男に変な顔のおじさんを言い,追いかけられる。しんちゃんは天井に逃げ,それを見たひろしは下りて来いと言うが,しんちゃんは電燈をつたってトナカイの首の剥製に飛び降りるが,その剥製はずり落ち,下にいたひろしが剥製を被ってしまう状態に。前が見えなくなったひろしは走り出し,へんな顔の男にぶつかる。すると銃声が鳴り響き,ひろしは自分が撃たれたと思うが,しんちゃんに当たっていないと言われる。



7.シェリフ風間

銃を撃ったのは駆けつけた保安隊であった。保安隊隊長はシェリフを呼ぶが,そのシェリフは風間君であった。しんちゃんは風間君のいつものように話しかけるが,風間君はしんちゃんの腹を殴る。風間君は春日部での記憶を失っているようで,しんちゃんは自分達の「秘密の関係」とやらを話そうとするが,起こった風間君は保安隊に野原一家の捕獲を命じる。一家は酒場を逃げ出し,保安隊はある広場で4人を見失う。その広場にあった井戸に,一人の少女が水を汲もうと桶を投げ入れると,桶はひろしの股間に直撃,4人は井戸の中に隠れていた。



8.ジャスティスシティ

野原一家はその少女にある空き家に案内され,この街がジャスティスシティである事を知る。つばきと名乗るその少女によれば,街には時々新しい人達がやってきては住人になる,自分も荒野をさまよっているところを知事に拾われた,やってきた人達は最初は帰りたがるが,段々過去を忘れ街に馴染んでいくとのことである。窓から外を見ると,一人の太った男が捕われ,シェリフの風間君の指示で保安隊隊長らにリンチを受けていた。男が立ち入り禁止区域に入ったことが原因であった。すると,街の知事であるジャスティス・ラブがやってくるが,知事はリンチを止める様子は無い。つばきは知事が屋敷に帰るため,野原一家に帰りたいという気持ちを持ち続けろようにと伝え,家を出る。



9.映画の中の世界?

野原一家はリンチを受けていた男を助け,家に入れる。マイクと名乗るその男も,野原一家と同じくカスカベ座で映画を観ていたら,荒野にいたという。街にやって来た他の人達も同様とのこと。そこから,ここが映画の世界であると推測する。マイクによれば,この世界はジャスティスシティと荒野以外は何も無い,春日部に繋がる道の無い世界であるようだが,立ち入り禁止になっている区域が3箇所あり,何か手がかりあるのではいってみたが何も無く,しかも見つかって先ほどのリンチを受けてしまったという。マイクは映画オタクを自称し,映画の無いこの世界に苦しみを感じるが,一方で西部劇を思わせるこの街が楽しくも感じられるようになってきたと話す。しかし,マイクは自分の職業や家族の事など春日部での記憶を失っており,しかも忘れていくことが気にならなくなっていくという。しんちゃんはつばきの言う事や風間君の事を思い返す。みさえとひろしは何か手がかりを見つけるために街の外へ行く。



10.マサオくんとネネちゃん

窓から外を眺めていると,しんちゃんはマサオ君らしき人を見つけ,外に出て話しかけるとやはりマサオ君であったが,風間君と同様,記憶を失っていた。しんちゃんはマサオ君に家へ招待されるが,マサオ君に女房がいる事を聞き,(自分より先に結婚していたことに)ショックを受ける。しかし,家に行くとその女房はネネちゃんであり,しんちゃんは一安心する。ネネちゃんも記憶を失っていたが,やはりマサオ君がネネちゃんにこき使われるという生活であった(ネネちゃんが酒場でウェイトレスをたまにやるだけで,仕事の主な収入と家事全般はマサオ君がやっているとのこと)。実は,マサオ君は春日部の記憶を失ったわけではなく,最初は春日部に帰りたがっていたようだが,今では帰りたいとは思わないという。しんちゃんはマサオ君にボーちゃんのことを聞くと,町外れでたまに見かけるとのこと。



11.時間が止まってる

マイクの馬で荒野に出るひろしとみさえだが,馬は飼い主に似てか,動こうとしないものの,馬はおならをすると,動き出す(ひろしはうしろに乗っているみさえがおならをしたと思う)。しかし,いくら行っても何も無く,太陽も真上に止まっていて,時間が止まっているのではと感じる二人。一方,しんちゃんは荒野に建てたテントで暮らすボーちゃんと会う。ボーちゃんはしんちゃんを「我が友」と呼び,春日部での記憶を失っていなかった。ボーちゃんは常に春日部での事を思い出すように心がけているが,帰り方が分からないという。しかし,二人はかすかべ防衛隊の決めゼリフを忘れてしまう。



12.この世界に染まるな

ひろしは家に戻り,マイクに道が無かった事,時間が止まっている事を伝え,マイクも同意する(その間にしんちゃんも戻る)。マイクは時間を知る方法として,窓の外に目を向けさせる。外ではある男性が発明品を没収され,馬に引きずられていた。その男性,オケガワ博士は野原一家が最初に来た時にも馬に引きずられていた男性で,マイクによれば,オケガワ博士の引きずられている回数を数えれば,街に来て何日経ったか分かるという(ちなみにマイクは625日)。時間が止まり,記憶を無くしていき,帰る方法も分からない状況に絶望しかけるひろしだが,帰る方法があることを信じ,この世界に染まらないようにしようと,家族に言う。



13.映画からのSOS

馬に引きずられるオケガワ。その様子を見て,ひろしは日付を書いていく。みさえは仕事のために化粧をしており,ひろしは自分が何とかするから無理して働くことは無いと言うが,みさえは自分の仕事が好きで,ひろしの報酬はわずかな食糧のみなのだから,働かなければならないと言う。その時,労働開始のラッパが鳴り,ひろしは慌てて出て行く。外では,新しく春日部から来て戸惑う人々がおり,その中にはNO PLANのメンバーもいた。しんちゃんはリーダーの名前を間違え,訂正される。ジャスティスは,春日部から来た人々に,一緒に不正義と戦って理想のパラダイスを創ろうと歓迎するが,ひろし達春日部から来た人々は強制労働をやらされる。労働中,マイクはひろしに,自分たちを引き込んだのは映画自身で,映画からSOSなのではと仮説を言うが,その会話で労働の手を止め,二人はサボったとして鞭を打たれる。一方,みさえは酒場でお色気をむき出しにし(胸にボールを入れて),歌う仕事をするが,客からはその気持ち悪さに大変な悪評(本人は悪評に気付いていない)。



14.しんのすけとつばき

しんちゃんはマサオ君に春日部に帰ることを説得するが,マサオ君はしんちゃんが自分とネネちゃんの仲に嫉妬していると思い込み,手がつけられないと感じたしんちゃんは説得をあきらめる。次に,シェリフの風間君を説得するが,風間君から自分が春日部にいた証拠はあるのかと言われる。しんちゃんは風間君の耳をはみはみし,風間君は力が抜ける。しんちゃんは風間君から逃げつつも,やはり風間君だと確信する。しんちゃんが井戸に座っていると,つばきが水に汲みにやって来る。しんちゃんはつばきに帰りたいかを聞くが,彼女は昔のことはよく思い出せないが,思い出したら帰りたいと思うだろうから,しんちゃんの気持ちは分かると言う。しんちゃんは,シロやななこの事を話し,春日部でのつばきはいいところのお嬢さんだったと思う,だから帰れたら楽しいと言うが,つばきは同意しつつも寂しそうな表情を見せる。しんちゃんはボーちゃんのテントに行き,ボーちゃんの趣味(変な石集め)やしんちゃんの性格(おねいさん好き(女子高生以上))をお互いに当てて春日部での記憶を保とうとするが,幼稚園の先生を挙げる際,よしなが先生と上尾先生と他に,もう一人の先生の名前を挙げることが出来なくなってしまう。ボーちゃんは,ここは太陽も動くのを忘れた土地だと言い,しんちゃんは思い出すという意志を見せる。



15.あの人いい人かも

汽車で荒野の立ち入り禁止区域に向かうジャスティス。途中から汽車に降りて,馬に乗って一人だけで区域に向かう。ジャスティスの身の回りの世話をするために同行し,その様子を見送るつばき。相変わらずカレンダー代わりに引きずられ続け,倒れるオケガワに,しんちゃんはつばきの制止を振り切って話しかける。オケガワはいじめられていようと湧き上がる研究欲を抑えられないという。みさえが歌の仕事に行く準備をしている時にしんちゃんが戻り,しんちゃんはみさえに,ひまわりを連れて行くよう言うが,みさえは子供がいる事を知られたら人気ガタ落ちになるから無理だと言う。しかし,ひまわりはしんちゃんの事を忘れてしまったようである。みさえの歌は相変わらずの悪評だったが,ちょうど歌の最中にジャスティスがやってきて,歌い終えたみさえに拍手を送る。そして,自分の屋敷で歌ってほしいと言われたみさえは,それを快諾する。みさえは家で化粧をしなおしつつ,自分の将来に期待する。やがて,家にジャスティスの迎えが来る。



16.ジャスティスの屋敷

みさえは馬車に乗せられ,ジャスティスの屋敷に向かうが,その馬車にはしんちゃんも乗っていた。みさえが歌っている最中,屋敷に忍び込んだしんちゃんに気付いたつばきは,しんちゃんを送り返そうとするが,しんちゃんは拒否する。さて,みさえが歌い終わると,ジャスティスと部下達は大笑いをする。ジャスティスは最初からみさえを侮辱するために歌わせたに過ぎなかった。みさえは目の前で笑っていたへんな男の顔をギターで殴るが,その男に取り押さえられる。みさえは男を振り切ってジャスティスに向かうがやはり取り押さえられる。そこへ,しんちゃんがみさえを助けに駆けつけ,ジャスティスに抗議をするが,鞭で打たれる。みさえはしんちゃんをかばおうとする。お前達はは絶対に帰れないと言われた二人は,春日部へ絶対帰ると言うが,鞭で打たれ,その様子を陰からつばきが怯えながら目にする。しんちゃんとみさえは鞭打たれた後,ダストシュートから川へ流される。



17.しんちゃん、惚れたね

鞭の手当てをつばきから受けるしんちゃんは,彼女に自分たちと一緒に暮らそうと言うが,つばきは自分は勝手な事が出来ない,臆病だからと断る。しんちゃんはボーちゃんと街を歩く中,つばきは自分達と一緒に暮らすべきだという事を言うと,ボーちゃんはしんちゃんがつばきに惚れていると指摘する。しかし,しんちゃんは女性高生以上にしか興味が無い,中学生くらいのつばきに惚れるほどロリコンではないと否定する。その時,強制労働をさせられてきた,3人の春日部から来た男性がジャスティスに対して暴動を起こそうとしていた。ジャスティスは3人に銃を渡して,自分を撃ってみろと挑発する。3人は撃とうとするが,ジャスティスは3人の銃を鞭で跳ね飛ばし,逃げる3人をさらに巨大な鞭で打つ。3人はシェリフの風間君の命でリンチを受けることに。その後のしんちゃんナレーションでは,野原一家は映画の世界に来て随分経ってしまった,みさえは地味に働き(掃除の仕事),ひろしも鞭が怖く,必死に働いている。しんちゃんはボーちゃんと記憶を失わないようにしているが,忘れそうになることもある,ぶりぶりざえもんも描けなくなった。この世界には映画の登場人物達と春日部から来た人達がいるのだが,しんちゃんは自分がどっちだったかも思い出せなくなり,また嬉しいことがあると春日部の事をすべて忘れそうになるという。



18.時間が動き出した

ボーちゃんのテントの前で寝転ぶしんちゃんとボーちゃんは,太陽が動かない,映画は普通動いているのに,なぜ太陽が動かないのか,映画が途中で止まっているからだと話す。一方,マイクも野原家でひろしに映画が助けを求めて自分達を引きずり込んだのだと話す。しんちゃんとボーちゃんもやってきて,しんちゃんは映画が途中で止まっているから太陽も動きたいが動けないのではと言うと,ひろしに何かがひらめきそうになるが,労働開始のラッパがなったために,ひろしとマイクは行くことに。二人は働きながら,映画は未完成だから,自分達の力で映画を完成させれば良いという結論に達する。すると,他の人々からその話を聞かせてくれと言われる。一方,引きずられて倒れ,水を求めるオケガワにつばきは手を貸す。オケガワは研究がやめられないと話す。ひろしとマイクは広場の井戸の前(野原一家とつばきが初めて会った場所)に人々を集め,マイクは人々にこの映画は終わらせるために,映画が終わったと念じさせるが終わらなかった。ひろしとマイクはハッピーエンドにしなければならない,そのためにはジャスティスを倒せば良いと言う。すると,オケガワは前に出て,自分がなぜ研究を続けていたかと言うと,ジャスティスを倒すヒーローための道具を研究していたからだと話す。その時,太陽が動き出し,つまり時間,映画が動き始める。記憶が戻り始め,マイクは自分がレンタルビデオ屋の店長で独身だった事,しんちゃんもぶりぶりざえもんを再び描けるようになる。オケガワは知事を倒す道具を造りに戻り,しんちゃんはつばきに春日部に帰ったら一緒に遊ぶ約束をする。一方,動く太陽をみたジャスティスは,映画の世界の事に人々が気付いた事を知るが,完成させるのは無理だと言い,シェリフの風間君を呼び出させる。



19.ヒーローーパンツ

しばらくして,オケガワが武器を携えて広場に戻ってきた。オケガワが作った武器は,ヒーローになれる,5つの赤いパンツであった。ヒーローは誰がなるかについては,マイクが自分達で演じれば良いと言い,パンツをはこうとするが(太っていたために)はけず,ひどく落ち込む。しんちゃんがはくとぴったりであった。パンツがあと4つであると聞いたしんちゃんは,ボーちゃんとマサオ君とネネちゃんを思い出し,次にボーちゃんがはくが,ネネちゃんとマサオ君ははこうとしない。しんちゃんは春日部に帰れば生活をやり直せると説得し,二人も(特にネネちゃん)不本意ながらはくことに。残り1人について,しんちゃんは決まっていると言う。すると,シェリフの風間君率いる保安隊がやってきて,人々を犯行分子として逮捕すると言うが,人々の返り討ちに遭い,風間君は捕まり(さらに保安隊隊長からシェリフのバッジを取られる),他の保安隊も引き揚げる。戻った保安隊隊長はなぜ子供(風間君)にシェリフをやらせていたか聞くと,ジャスティスは退屈しのぎだと答え,人々を鎮圧しに向かうことに。



20.ヒーロー誕生?

捕まった風間君は相変わらず心を入れ替えようとしなかったが,しんちゃんが反省していると風間君の心情を勝手に言う。怒った風間君は,うっかり「しんのすけ」と呼んでしまう。実は,風間君は酒場で会った時も春日部の事を覚えていたが,自分はエリート教育を押し付けられ,良い子を演じていなければならない春日部には帰りたくない,この世界なら自分に正直に生きていられると言うが,しんちゃんは風間君が悪役を無理して演じている,正義のヒーローであるべきだと言い,無理やりパンツをはかせる。こうして,5人が揃ったが,何も起こらない。マイクはピンチにならないと力が出ないと言い,ジャスティスの軍団が来ると5人を突撃させるが,やられてしまう。オケガワは5人の心がバラバラでは力が出ないと言う。その時,銃声が鳴って人々が何か撃たれ,ジャスティスがやってくる。ジャスティスは,この映画は既に終わっていると言い,人々を鎮圧していく。風間君はジャスティスに助けを求めるが,手の平を返される。ジャスティスは自分を倒す事は絶対に不可能だと言う。この自信がどこにあるのか疑問に思うみさえ達に,つばきはジャスティスが一人で行く立ち入り禁止区域にある何かだと指摘し,しんちゃん達はそこに行く事に。



21.封印された場所へ

機関車で立ち入り禁止区域で向かおうとする姿を見たジャスティスは,半数に汽車を追わせ,残りの半数には屋敷へ戻らせる。機関車は馬で追いかけるジャスティスに部下と並んで走り,おとりになっていたひろしが馬を走らせ,つばきの手を借りて機関車に乗ろうとするが,ジャスティスの部下達の妨害を受け,撃たれそうになるが,機関車の屋根から,マイクの集めたアンチジャスティスのガンマンにより救われる。ガンマンらの攻撃の間に,ひろしは機関車に乗ろうとするが,うまく乗れず機関車に引きずられる。ようやくひろしが乗れた後,機関車を加速させる。



22.機関車vs自動車

加速させた機関車は,馬に乗ったジャスティスの部下達を引き離す。しかし,再び何かが追いかけてくる。それは,自動車に乗ったジャスティスとその部下達であった(マイクによれば,西部開拓の終わり頃には自動車が既にあったとのこと)。自動車は機関車を追い上げていき,ガトリング砲を撃ってくる。しんちゃん達は客車の中に避難するが,ガトリング砲はしんちゃんの乗っていた最後尾の客車と前の客車の連結を外す。一同は前の客車に飛び移るが,風間君だけが前の客車に届かず,線路に落ちてしまう。それを見た変な顔の男は風間君をひき殺そうとするが,風間君は間一髪しんちゃんに救われる。



23.カスカベボーイズ誕生!

風間君は自分を必死に守ったしんちゃん,そしてネネちゃんとマサオ君とボーちゃんを機関車から降りて二人のところへ向かってくる姿を見る。しんちゃん,ネネちゃん,マサオ君,ボーちゃんの4人と見つめあった風間君は,4人と力を合わせると心に決め,5人は手を揃える。すると,パンツが光り出し,5人は変身する。遂に,カスカベボーイズ,またの名をかすかべ防衛隊,が誕生した。一方,タイヤをがくぼみにはまり,抜けるのに四苦八苦していたへんな顔の男は,5人をひき殺そうとするが,逆に跳ね飛ばされる。



24.カスカベボーイズ反撃!

一方,機関車ではジャスティスの自動車に囲まれ,機関車にジャスティスの部下が乗り込み,アンチジャスティスのガンマンも次々とやられていた。つばきはしんちゃんを案じ,自分も最後尾から機関車を飛び降りようとした時,5人が機関車を追い上げていき,ジャスティスやジャスティスの部下を次々と倒していく。ジャスティスは部下の車に乗り移り,その車に乗って逃走していったが,一行はジャスティスより封印場所へ急ぐ事に。親玉の逃走で,機関車に残ったジャスティスの部下も降参する。



25.ジャスティスロボ登場

日も落ちて夜になり,機関車は闇の中を疾走していた。自分の活躍ぶりをつばきに誉めてもらい喜ぶしんちゃんは,彼女に春日部に帰ったら結婚を前提に付き合ってほしいと言おうが,ななこの事を言われ,悩んでしまう。そんな時,外で大きな音がし,見ると野原一家が最初にこの世界に来た時,荒野で見たロボットが機関車に近づいており,ロボットを操縦しているジャスティスは引き返すように言う。しんちゃんら5人はジャスティスロボと戦い,機関車を守るが,ジャスティスの鞭やロボットの目から出る二つのガトリング砲に苦戦する。機関車の中も,ジャスティスの部下が再び立ち上がって,機関車の運転の妨害をしようとする。



26.恋人ドロボー!

ジャスティスは機関車の中でつばきの姿を見,彼女が封印場所へ先導したと悟ると,裏切ったことに怒り,つばきを捕らえる。しんちゃんとマサオ君はつばきを助けようとし,他の3人はジャスティスと戦う。しんちゃんはつばきを一旦は助けるが,再び捕えられてしまう。ジャスティスはつばきに,この先には何も無いと言え,言わないと殺すと脅すが,つばきは封印場所はもうすぐだと言う。ジャスティスの怒りは頂点に達し,つばきを殺そうとするが,再びしんちゃんに救われる。しんちゃん以外の4人はジャスティスに再び立ち向かうが,ロボットの巨大な鞭とダイナマイトで吹き飛ばされてしまう。さらに,ロボットの胸から出すダイナマイトの猛攻撃で,機関車は客車のもう一つも吹き飛び,機関車と炭水車のみとなる。ひろしとひまわり,オケガワは吹き飛んだ客車から炭水車に移る。ひろしはジャスティスの部下をクリス,みさえと共に倒していく。封印場所はもうすぐという時,ジャスティスの攻撃で機関車は横倒しに。



27.カスカベ防衛隊ファイヤーッ!

横倒しになる機関車を,間一髪で支える5人。しかし,ジャスティスの攻撃は止まず,ボーちゃんのヘアを飲み込み,しんちゃんに抱えられていたつばきはダイナマイトで吹き飛ばされ,ジャスティスに再び捕まり,しんちゃんは鞭で叩かれる。ジャスティスロボは機関車の上に乗り,支える5人をさらに圧迫する。オケガワはもっと力が出るはずだと言う。5人はかすかべ防衛隊が頑張どころなどで叫ぶ合言葉(のようなもの)は何かで,様々な言葉を叫ぶが,どれも当たっておらず。しかし,機関車の火室から出た燃える薪がマサオ君の服に入り込み,それによって燃えてしまったマサオ君の姿を見て,しんちゃんが正確な言葉を思い出し,「かすかべ防衛隊 ファイヤー!」と叫ぶ。すると,5人はこの戦いで負った傷が治り(ボーちゃんの毛も生え,マサオ君の火も消える),翼が生えてジャスティスのロボを倒し,機関車を元に戻す。5人は空を飛び,ジャスティスからつばきを救出し,ジャスティスと再び戦う。5人はジャスティスの攻撃にダメージを受けることは全く無くなり,ジャスティスは5人の猛攻を受ける。ジャスティスは空へ飛んで逃げようとするが,5人の体当たり攻撃を受け,ロボットは大爆発する。それを見たジャスティスの部下(オーツとベン)は,負けを悟って汽車から飛び降りる。しかし,機関車はレールの終着地点に達し,そのまま倒れてしまう。



28.映画終了

倒れた機関車から一行は降り,しんちゃんら5人と共にその先の封印場所に向かうが,ジャスティスがボロボロになったロボットを動かして,必死に封印場所にある扉を開けさせまいとする。しかし,カスカベボーイズの5人から必死に扉を守る努力もむなしく,この扉とさらに第2,第3の封印の扉までもが開く。各扉からは光が飛び出し,知事は守っていた扉から出た光を抑えようとするが,カスカベボーイズに押され,ロボットはバラバラに。3つの光が一行の目の前の,空の上に揃った。光の正体は,それぞれ「お」,「わ」,「り」の文字で,空には「おわり」と示され,映画終了が知らされた。一方,カスカベ座の映画館の映画のフィルムはストップした。



29.家に帰ろう

気が付くと,しんちゃんら春日部から来た人々は,カスカベ座にいた。こうして,春日部に戻ることが出来て,人々は皆喜んだが,しんちゃんはつばきを思い出し,彼女を探す。しかし,つばきの姿はどこにも無く,しんちゃんは必死に探す。人々が次々と劇場を出て行く中,しんちゃんは探し続けるが,結局見つからず。しんちゃんは,つばきが映画の登場人物だったので,いなかったのである。しんちゃんは映画に戻ろうとスクリーンに飛び込むが,当然戻れず。マイクもひろしとみさえに挨拶して出て行き,劇場内は野原一家とかすかべ防衛隊のみとなった。防衛隊の4人は落ち込むしんちゃんを励まし,劇場を出ようとすると,シロが飛び出してきて,しんちゃんとの再会を喜ぶ。シロと再会したしんちゃんも元気を取り戻し,劇場を出る。ひろしは無人となった劇場を一目見た後,ドアを閉める。



30.エンディング

(エンディング)
『○あげよう』(作詞:内村光良とゆかいな仲間達&牧穂エミ/作曲:佐藤泰将/歌:NO PLAN)(敬称略)




特別付録
チャプター27で5人は何と叫んでいたか


1 かすかべ防衛隊 ブッチャー! マサオ君
2 かすかべ防衛隊 ピッチャー! 風間君
3 キャッチャー! ネネちゃん
4 ジッパー! しんちゃん
5 チョッパー! マサオ君
6 ストーカー! ボーちゃん
7 スライダー! マサオ君
8 スレンダー! しんちゃん
9 ストレンジャー! ネネちゃん
10 ストレッチャー! 風間君
11 ファイター! ボーちゃん
12 レンジャー! マサオ君
13 ブラジャー! しんちゃん
14 グラマー! ネネちゃん
15 シュレッダー! 風間君
16 ボンバー! ボーちゃん
17 ジンジャー! マサオ君
18 ワインオープナー! しんちゃん
19 インターセプター! ネネちゃん
20 サッチャー! 風間君
21 サリンジャー ボーちゃん
22 ベキンバー! マサオ君
23 イージーライダー! しんちゃん
24 ドッペルゲンガー! 風間君
25 チーマー! ボーちゃん
26 バーサーカー! ネネちゃん
27 かすかべ防衛隊 ファイヤー! しんちゃん
28 ファイヤー! しんちゃん以外の4人

叫んだ回数
(最後の「ファイヤー!」も含む)
しんちゃん:6回
風間君:6回
ネネちゃん:6回
マサオ君:7回
ボーちゃん:6回





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劇場版作品のあらすじ
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