概論



※当ページにおきましては、くじら1さんより情報提供を頂きました。
この場を借りてお礼を申し上げます。





フランスでクレヨンしんちゃんが紹介されたのは、2002年8月だそうですが、これはテレビアニメであり(テレビアニメ放映国リスト参照)、原作漫画の紹介はかなり遅かったようです。

2005年8月現在で、計6巻が出版されているようです。原作漫画のフランス事情については、こちらのサイト→http://www.eurojapancomic.com/fr/topics/shinchan/shinchan.shtmlでその詳細を知ることが出来ます。


このサイトによると、フランス版のタイトルは「SHIN CHAN」ですが、登場人物の名前にかなり変更が加えられているようです。
それは以下の通りです。

日本版 フランス版 コメント
しんちゃん
しんのすけ
SHIN CHAN
(しんちゃん)
フランス版では「しんのすけ」と呼ばれることはなく、いつも「しんちゃん」と呼ばれているそうです。
ドイツ版でも「しんちゃん」と呼ばれることは多いですが、「しんのすけ」と呼ばれることもあるのですがね。
シロ LUCKY
(ルッキー)
英語式の発音だと「ラッキー」になります。ラッキーという名の飼い犬は多いのではないでしょうか。そう考えると、ルッキーとはフランスでありふれた飼い犬の名前なのかもしれません。
風間君 COSMO
(コスモ)
これは「かざま」を基にした名前なのでしょうか。確かに、発音は似ていなくもないですが。
ネネちゃん NINI
(ニニ)
これも「ねね」を基にしているのでしょうかね。それとも、フランスでこういう女性名があるのか、詳細は分かりませんが。
マサオ君 MAX
(マックス)
これは完全に変更されているます。マサオ君のイメージには合う名前ではないような気がするのですがね。
管理人には2巻で登場したマックス赤石を思い起こさせもします。
よしなが先生 Mademoiselle DORI
(マドモアゼル ドリ)
こちらも完全に変更されています。よしなが先生がこのように呼ばれているとは、少し想像できません。

上記で紹介したサイトには、この他にもセリフ訳の違いが多数紹介されています。名前でこれだけ違うのですから、セリフもまたかなり異なった訳がされています。
読んでいると、どうも韓国と同様で、舞台や登場人物がフランスに変更されているような気もしますが・・・。

また、くじら1さんの情報提供により、上記のサイトの第2弾が追加されていた事が分かりました。
以下がそのURLです。
http://www.eurojapancomic.com/fr/topics/shinchan/shinchan_2.shtml

上記のサイトによれば、ひろしの「こいつ(しんのすけ)には野球の才能があるかも・・・。よーし、おれは星一徹になるぞ」と言うセリフは、「こいつにはバスケットボールの才能があるかも・・・。よーし、おれはしんのすけのコーチになって、こいつをチャンピオンにするぞ」となっています。

上記のサイトでは、これは「星一徹はフランス人は伝わらないとの配慮」と推測されていますが、管理人が以前読んだ何かの本では、フランスでも「巨人の星」は放映されているようです。ただし、登場人物の多くはフランス名に変更されているとの事でしたが。

しかし、それも決して不思議な話ではなく、そもそもフランスは日本文化に非常に強い関心を示している国で、柔道人口は日本の約3倍と言われています。そして、フランスでは日本の漫画やアニメも大人気です。むしろ、なぜフランスではつい最近までクレヨンしんちゃんの単行本が出版されなかったのかが、むしろ不思議なくらいです。まあ、そういうわけで、フランスでも「巨人の星」ネタは通用するのではと、管理人は思ったりします。

また、「春日部の野原しんのすけです」と言うセリフは「野原しんちゃん、近くに住んでます」となっており、フランス版クレヨンしんちゃんの舞台はどこか、曖昧になっています。ひょっとしたら、本当にフランスが舞台なのでしょうか?

他にも、日本版に登場する、英語とイチゴ、お雑煮と象を引っ掛けたギャグを、フランス版ではどのように訳されているのかなど、非常に興味深い内容が紹介されています。

是非、ご参照してみてください。



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