「伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」
試写会レポート





オールナイトレポート7で書いた、TOHOシネマズ 六本木ヒルズでのオールナイトは4月7日から8日の金曜と土曜にまたがって行われ、その翌日の4月9日の日曜日、私は「伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」の試写会に行きました。

付き添いは、水橋ホトリさん、オールナイトで偶然お会いしたくなけさん、そしてくなけさんのお知り合いのひなぎさんという方で、私を含め計4人でした。

3月に、私と水橋さんは私は、「月刊まんがタウン」に載っていた試写会の応募に募集し、見事に当選したのです。私は昨年も当たりましたが、水橋さんは今回始めて当たったとのことです。同封されていた招待状は、ペアで行けるとの事だったので、私と水橋さんを含め、4人が試写会に行くことができたのです。

しかし、私も水橋さんも特にお誘いする相手はいなかったため、2人で行きましょうかということに、一旦はなりました。しかし、先述した4月7日のオールナイトで偶然くなけさんと再開したため、彼女を誘ってみることにしました。すると、くなけさんはOKしてくれて、もう1人分が残っていたので、くなけさんのお知り合いのひなぎさんとご一緒することになりました。こうして、計4人がそろったわけです。

有楽町マリオン1階の入り口です。この中にあるエレベーターで11階に行けば、朝日ホールへ辿り着けるわけです。さて、場所は有楽町朝日ホールで、ここは初日の初回に舞台挨拶が行われる日劇と同じ有楽町マリオン内にあり、日劇は9階なのに対し、朝日ホールは11階にあります。

開場は12時、開演は12時半との事ですが、昨年の試写会で開場直前に行った時にはもの凄い行列で、私と水橋さんはかなり後ろの方の席に甘んじるという経験をしていたため(「伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」試写会レポート参照)、うんと早く行こうということにしました。

てなわけで、開場の1時間前の午前11時に有楽町マリオン1階に集合ということになりました。

さて当日の4月9日の日曜日、私は10時50分の少し前に集合場所に着きました。すると、水橋さんは既に来ていました。水橋さんによると、彼女は既に10時半頃には来ていたようで、まだ時間があるとの事で、有楽町マリオンの向かいにある“petit café”という喫茶店に入っていたと言っていました。何でも、そこのチーズケーキが美味しいとのことで。機会があれば、私も入ってみますかね。

10時50分を少し過ぎた頃、ひなぎさんが来ました。そして、11時をほんの少しまわったところでくなけさんも来ました。くなけさんは来るまでに少し道に迷ってしまったようです。

朝日ホールの入り口に立てられていました。「完成披露試写会」の左横には「四月九日(日) 正午」「主催 東宝株式会社」とあります。これで、全員が揃ったので、早速11階の朝日ホールへと向かいました。11階の朝日ホールの前には、試写会の看板が立てられていたため、すぐに分かりました(左の写真参照)。

朝日ホールに入ると、会場はまだ開いておらず(右下の写真参照)、ロビーで待つことになりました。私以外にも、既に数人のお客さんが来ていましたね。それで、どこへ並べばいいか分からず、ロビーを入ったところでいると、係員が来て、「4列に並んでお待ちください」と言われたので、私達も並びました。

私達の列は3番目のところでした。そういえば、1番前の列には子供はおらず、いかにもという感じの(つまり私達みたいな)大きなお友達で占められていましたっけ。で、開場まで1時間近い時間があったので、私達は立ちながらクレしんの話に盛り上がりました。

そういえば、くなけさんはゲームボーイアドバンス用ソフト「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶオマケの都ショックガ〜ン!」を持ってきており、水橋さんがそれをやっていましたね。

私はひなぎさんに、台湾版とフランス版、そしてタイ版の単行本、スペイン版のDVDなどをお見せしました。海外編発展には必須のものです。

この階段の上に劇場があるわけです。まだ、開いていませんが。開いた時、そこの看板が撤去されました。そうこうしているうちに、段々と開場時間が迫ってきて、お客さんもどんどん入ってきました。11時半には、既に何十という列が出来ており、早く来て良かったと思いましたよ。

11時40分、係員が移動の指示を出しました。予定より随分早く開場ということになったようです。それから42分頃には開場の知らせが告げられ、44分頃に開場となりました。実に、約16分早い開場となったわけです。

招待状を持っている私はひなぎさんと、同じく招待状を持っている水橋さんはくなけさんと入場しました。入場すると、何と中学生以下のお子様限定のはずの入場プレゼント「うっほホイッスル」、他にもプレスシートやステッカーや広告類ももらいました。なお、うっほホイッスルは、後の4月14日のオールナイトでももらうこととなるのですがね。(オールナイトレポート8鑑賞後参照)

で、入場者プレゼントをもらうなり、私達は大急ぎで劇場内に入り、席を取りました。1番前の席はマスコミ関係者のみで、一般の観客が座れるのは2列目からでした。しかし、2列目の中央の席は既に一杯だったため(わずかに残っていたとも思いますが)、私たちは3列目の席に座りました。

私の左隣には水橋さん、水橋さんの左隣がひなぎさん、ひなぎさんの左隣がくなけさんで、席の番号はそれぞれくなけさんがC-16、ひなぎさんがC-17、水橋さんがC-18、そして私がC-19だったわけです。また、私の右隣のG-20には、中年の女性が座っていました。1人で来たのか、付き添いがいるのかは分かりませんが。

さらに、その右隣のG-21(これより右は通路)には、私達が開場を待っている時、私の後ろを並んでいた親子が座りました。父親と2〜3歳くらいの女の子で、待っている間、お父さんは抱っこしている女の子に「アミーゴ」と何度も復唱してはあやしていました。この劇場内では、お父さんはその時も娘さんを抱っこし、プレスシートの内容を解説していましたね。いやぁ、実にほほえましい光景で(笑)。

昨年、試写会で偶然ムトウ監督とお会いすることが出来ました。今年もお会いできるかなと思いましたが、どうも見かけませんでしたね。来ていなかったのでしょうか。それとも単に、気付かなかっただけかもしれませんが。

劇場内では、オープニング主題歌の「ユルユルでDE-O!」と今回上映の「踊れアミーゴ」のエンディング「GO WAY!!」が交互に流れていました。これに加え、うっほホイッスルを吹く声がところどころで聞こえました。ピーピーピーピーうるさかったですね。このホイッスルの注意書きに「よい子は映画館では吹きません!」という注意書きがあるのですがね。まあ、子供は吹きたくなってしまうものなのでしょう。

なお、これ以降の鑑賞でも、ホイッスルを吹く子供が後を絶ちませんでした。しんちゃんを観てくれるのなら、別に良いかなとも思いますが、入場者プレゼントとしては適さなかったかもしれません。

プレスシートを見ると、メインキャラクターの欄に、今回の敵であるアミーゴ・スズキが載っていました。このアミーゴ・スズキについて、水橋さんは男なのではないかと言っていました。私は、いやぁオカマじゃないですかと言いました。

さて、12時8分と24分頃に開演のお知らせの放送が流れました。私はトイレなどを済ませ、開演直前には準備万端という状態となりました。

12時30分より先立つ12時28分(管理人の時計が少し遅れていたかもしれませんが)、開演開始のブザーが鳴りました。去年と同じく、作品の上映の前にまずは舞台挨拶です。

「オラはにんきもの」が流れ出し、会場が少し暗くなりました。すると、司会の女性が登場し、まずは挨拶から。で、この司会者、クレヨンしんちゃんは皆さんが生まれる前からずーっと存在していたのですよ、という発言をしました。いや、しんちゃんが誕生した頃、私は既に生まれていましたよと思いましたが、この歳になってまでクレしんファンでいることが変なのかもしれません。しかし、好きなのだからしょうがないのです!

12時32分頃、確かこの辺りで、いよいよしんちゃんに登場してもらおうということになり、観客席の子供達は大きな声で呼びました。

しんちゃ〜ん

すると、アイキャッチ(テレビアニメのパート終了後に、CMの前に流れるアレ)の音楽とともに「ほっほ〜い」としんちゃんがひまわりを抱いて登場しました。なお、私も呼びましたが、あまり大きな声は出せませんでしたね。う〜ん、大きなお友達のファンとしてはまだまだかな。

最近、しんちゃんは教科書にも載ったりするわで、最近どんどん良い子になっているという話をしていましたね。まあ、私に言わせれば、ようやく時代がしんちゃんに追いついただけなのですがね(笑)。

また、「踊れアミーゴ」で重要なタームとなる「世界サンバ化計画」についても話していましたね。決して3人のバカじゃないんだよとのことで、司会者がこれを言うと、観客席から軽い笑いが起こっていました。他にも色々話をしたと思いますが、ちょっと思い出せなかったりします・・・。ああそうだ、そういえば、しんちゃんによると、最近父ちゃんと母ちゃんがミョーに優しいと言っていましたっけ。

てなわけで、12時34分頃、今度はひろしとみさえの登場です。2人はくねくねしながら、サンバのリズムで登場しました。なるほど、確かに妙ですね。異様に優しかったですし。

ここで、とんでもない事が告げられます。何と、ひろしの靴の匂いが玄関に漂っていなかったというのです!おかしい、明らかにおかしいです。一体、ひろしとみさえはどうなってしまったのでしょうか?しんちゃんもひまわりも怯えてしまっています。

ひろしとみさえによれば、2人ともカーニバル気分で踊りだしたい気分なんだそうです。

「サンバで」(みさえ)
「サンバを」(ひろし)

う〜ん、明らかにおかしいのですが、12時38分頃、ここであるシークレットスペシャルゲストにご登場いただこうということになりました。それは、今回公開される「伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」のエンディングテーマ「GO WAY!!」を歌っている、エロかっこいい倖田來未おねいさんです!

ということで、倖田來未さんが登場しました。実は、私は倖田さんの人気や知名度がいかほどのものかよく知らず、3月にクレしんのエンディングを歌うということで、彼女の名前を聞いた時、ああ何かそういう歌手の名前をどこかで聞いたような、という有様だったわけです。

ですから、私は倖田さんが登場しても、全くと言っていいほど感激しませんでした。ちょっとケバいねえちゃんだなと思った程度です。ですから、観客席ではもの凄い歓声が沸いていましたが、なんでそんなに驚くのと、理解できませんでした(ああ、恥ずかしい・・・)。後に、クレしんとは縁の無い私の友人に何人か、彼女の事を聞くと、みんな知っていました(常識なのでしょうね・・・)。


さて、倖田さん(以下、しんちゃんに倣いくぅちゃんと表記)の登場で、しんちゃんはもとよりひろしもデッレデレ。当然みさえは怒っていました。ここで、ひろしとみさえの本性が表われたわけで、なぁんだ、2人とも「本物」だったのね、というのが判明しました。2人とも「ニセモノ」でなくて良かったというわけです。

えっ、本物、ニセモノ、一体どういうこと?と、その時は思いましたが、まあ作品の方を観れば分かるのでしょうねと思いました。で、しんちゃんとくぅちゃん、何だかいい雰囲気になってきました。この試写会の翌日のスポーツ新聞に載った、この時の様子を記した記事を以下に引用してみます。
見出しは、「倖田としんちゃん相思相愛!?」というものです。


「エロかっこいい」×「エロかわいい」のコラボレーションが実現した。アニメ映画「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」(15日公開)の完成試写会が9日、都内で行われ倖田來未(23)としんちゃんがツーショットで登場。しんちゃんからは「オラはくぅちゃん(倖田の愛称)が好き。ウフ〜ン」と求愛された倖田は「私はアニメを8歳の頃から見てる。しんちゃんのプリケツ、まゆ毛がめっちゃかわいい」と応じ、撮影タイムにキスをプレゼント。悩殺されたしんちゃんは「ドキがムネムネ〜(胸がドキドキ?)」とうれしそうだった。倖田は映画の主題歌「GO WAY!!」を歌うためゲスト出演。物語のテーマ「サンバ」をベースにした曲で、作詞を担当した倖田は「母親が子供に歌うような愛のある歌になりました」と紹介した。同曲は音楽配信サイト「ミュウモ」などで配信。(「日刊スポーツ」2006年4月10日)


いやはや、お二人の愛が伝わってくるではありませんか。それと、記事には書かれていませんが、くぅちゃんはクレしんについて愛を感じるマンガだと言っていましたね。いやぁ、実にいい人じゃないですか。私もくぅちゃんのファンになろうかな。

それと、上記の記事には、当時流行っていた成分解析の事も触れられており、しんちゃんとくぅちゃんの解析も行われ、しんちゃんは98%不思議、2%こび、一方くぅちゃんは53%真空、43%赤い何か、4%気の迷いなんだそうです。

でもって、しんちゃんとくぅちゃんはお互いに手までつないでいましたね。その姿に、ひろしはくぅ〜〜〜っとジェラシーしているようでした。で、みさえはその姿に怒りを通り越してあきれ返ってしまったようで、「男ってホントおバカ」と唾棄していましたっけ。

さて、この辺りで、いよいよあの方達の登場となります。登場人物のしんちゃん達に命を吹き込んでくれている、声優さんたちの登場です。ということで、しんちゃん役の矢島晶子さん、みさえ役のならはしみきさん、ひろし役の藤原啓治さん、ひまわり役のこおろぎさとみさんです。

というわけで、4人からメッセージをいただきました。まずは矢島さんですが、しんちゃんの声ではなく、地声で話すことに。矢島さんの地声って、非常にかわいらしくて、私は毎年聞くのを楽しみにしているのですね。

矢島さんによれば、今回のしんちゃんはややおとなしいとのこと。一体どういうことなのか、まあ映画の方を観れば分かりますかね。それと、テレビアニメが15周年だということについて、みんな、今は若くても15年も経てば誰だって年をとるんだよと絶叫です!そうなんですよね。テレビアニメが始まった頃は、私は小学校2年でしたが、今はもう大学に行く年になっています。今から15年経てば、私は36歳。うげげげ、ひろしより年上ですか。

続いて、ならはしみさんですが、ならはしさんは今回の作品について、かなりホラー的要素があるのだとか。それと、しんちゃんについて、親を呼び捨てにするのはまずいけれど、それはそれで可愛いとも思うと言っていましたっけ。

ここで書いておきますが、道を歩いていて、突然ペーテーウーならぬPTAやセイショウネンイクセイヒロシマケンミンカイギなる団体の御仁から、クレヨンしんちゃんは親を呼び捨てにする、ケシカラン!放送を自粛せよ!というソシリに遭遇した時、きちんと論理的な反論は出来ますか?出来なければ、クレしんは放送打ち切りになる恐れがあります。そうならないためにも、汐見稔幸東京大学大学院教授の「子育てにとても大切な27のヒント」をご購入することをお勧めいたします(道でそんなこと起こらねーよという突っ込みは無用です)。

続いては藤原啓治さん。藤原さんによれば、今回ひろしは色々見せ場があるとのこと。それと、この15年の間、藤原さんは体脂肪率が上がったそうです。なお、ひろしは34歳という設定だと言っていましたが、実際は35歳ですよ。ただし、「ハイグレ魔王」〜「ヘンダーランド」までのパンフレットでは、ひろしはなぜか34歳と書かれているので、一概に間違いだとは言えませんが。それと、ひろしの足の匂いは既に武器になっているのだとか。そうなのですよね。これからも、世界の平和を守る武器として活躍してください(笑)!

次は、こおろぎさとみさん。ひまわりは途中で生まれたわけですが、それでもひまわり誕生から今年は10年になるのですよね。こおろぎさんは、15日くらいしか経ってないと言っていましたが。それと、(しんちゃん声の)矢島さんからお前が一番バケモノだと言われていましたっけ。これは、藤原さんの年齢について触れた時(15年前の藤原さんはまだ20代だった)、この業界のバケモノ部門だとか何とか言っていて、それを矢島さんに突っ込まれたのですね。

で、こおろぎさんは矢島さんから実年齢をバラしてやろうかと脅されていましたっけ(笑)。それで、みんなは同い年じゃないのかとか、色々揉めてもいましたっけ(笑)。まあ、各声優さんの年齢は、ぜ〜んぶネット上で公開されているのですがね(笑)。いやはや、怖い世の中になったものです(笑)。

まあ、そんな感じでメッセージをいただき、続いて撮影会が行われました。昨年とは違い、観客席の撮影は行われませんでしたね。それと、この時の時刻は12時52分でしたね。この撮影会では、しんちゃんとくぅちゃんが愛のツーショットをしていましたっけ。いやぁ、かなりスキャンダラスですね(笑)。しんちゃんによれば、もうくぅちゃんしか見えなかったようです(笑)。

この試写会から帰宅した後につけた日記(http://blogs.yahoo.co.jp/crashinsti/2219492.html)で、私は今回の舞台挨拶を以下のように書きました。

「上映前に舞台挨拶があり、エロかっこいい倖田來未おねいさんが登場していましたが、私にしてみれば、(着ぐるみの)しんちゃんと矢島晶子さんの方がよっぽど嬉しかったです。私はかなり前(前から3番目の席)に座っていましたが、矢島さんと一瞬目が合ったような。」

ここからでもお分かりの通り、私にとってくぅちゃんはどうでも良く、とにかく矢島晶子さんを間近で見ることができたのに感激しました。本当に、目が何度もあったような気がしましたよ。矢島さん、私の事を覚えていてくれたかなと、自惚れてみたりもします。

本当に、いっいなーいいなー、やっじまさんっていいなーてな気分でした。日記にも書きましたが、ハンドルネームをチョルスから「矢島晶子女史萌え」に変更しちゃおうかしら、なんて思ったりもします。

というわけで、これで舞台挨拶も終了となり、いよいよ「伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」の公開が開始されました。13時2分頃の上映開始となりました。

前述した日記(http://blogs.yahoo.co.jp/crashinsti/2219492.html)で、私は「踊れアミーゴ」の感想も書きましたが、この時はネタバレの内容を伏せて書きました。今回はその日記にあわせつつ、ネタバレ入りの感想を書くことにします。なお、かぎカッコで太字の文は、日記からの引用です。感想には私の偏見などもかなり入っているため、映画を観ても分からないかもしれないので、その解説も兼ねて。

とにかく、最初は非常に恐かったです。

これは、居酒屋「うきづか」によしなが先生のそっくりさんが入ってくるシーンです。非常にさりげない展開ですが、この時点でざわめきが観客席で起こっていました。この後のよしなが先生の悲鳴よりも恐ろしかったですね。

しかし、しばらく経って、非常に懐かしい思いをしました。まさか「あれ」が復活するとは・・・。これは作品が子供向けに回帰しているからなのでしょうかね。

「あれ」というのは、タイトルコールのことです。つまり、タイトルが表示された時に、「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミ〜〜〜〜〜ゴ!」と読み上げられていたのですね。タイトルコールは「暗黒タマタマ」以来なので、非常に懐かしかったですよ。

うんちに関するとてつもなくお下品な(PTAの方々が観たら卒倒しそうな)シーン(セリフ)があり、会場はそのシーンでは大爆笑でしたが、非常に恐くもあるシーンでした。

これは、「とっても とっても なが〜い なが〜〜〜い う・ん・ち」のシーンです。うんちについて、あそこまであれこれいうとは、何とお下品でおかしなシーンだと思う一方、この時のよしなが先生は既にニセモノだったわけで、恐怖と笑いが表裏一体となっていたのです。会場は大爆笑でしたが、私はその恐怖があり、素直には笑えませんでしたっけ。後にまた観た時は、素直に面白く感じるようになりましたが。

それと、ぞうさんに関するこれまたとてつもなくお下品な(PTAの方々が観たら卒倒しそうな)シーンがありましたが、ぞうさんに関する下品さでは暗黒タマタマの「ちんこぷたー」に勝るとも劣らぬといった感じですね。ただ、あのシーンも見方によってはちょっと恐いですよ。

これは、作品の中盤の辺りになるのですが、「大人マンモス」のシーンです。ぐしゃぐしゃになったかすかべ音頭のテープを、陰毛としてしんちゃんが自分のぞうさんにのせているわけですが、なんとまあいやらしいシーンなのでしょう(笑)。ぜひとも、テレビアニメでも登場してもらいたいですね。

ただ、「ヤキニクロード」や「3分ポッキリ」に比べると、ちょっと笑うシーンは少なかったですかね。「ヤキニクロード」を思い起こさせる爆笑シーンもありましたが。

むしろ、「ヤキニクロード」や「3分ポッキリ」では笑うシーンが多すぎるというべきかもしれませんが。まあ、劇場で笑いが少ないのは少し残念な気もしますかね。笑いや恐怖という点で言えば、この作品は「カスカベボーイズ」に近いといえるかと思います。「ヤキニクロード」を思い起こさせる爆笑シーンというのは、あの赤紫の液体で、コンニャクローンを次々を溶かしていくシーンです。特に、出口(ではなく春日部の人たちが踊らされている広場)に通じる通路での追いかけっこは、本作品随一の爆笑シーンだといえるでしょう。

なな何と、劇場版で遂に初登場!今度は犬に大変身!○○○(漢字が3つ(そのうち2つが地名)入ります)可愛いワンちゃんですかね。いや、シロの方が可愛いかな。

「ま・ほー少女もえP」が遂に初登場!私は感激しました。だって、もえもえピピピ、もえピピピで、何ともえPが犬に大変身してしまうのですから。「○○○」の部分には、「練馬一」という言葉が入ります。つまり、もえP犬は練馬一可愛いワンちゃんなのだろうなと思ったりしました。ただ、後に何度か観ていると、別の感情が沸いてくるようになってきました。その事は、「「伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」鑑賞記」の方で。

それと、風間ママ・・・。あれはちょっとねぇ・・・。
大きいお友達ならともかく、小さなお子様に見せて大丈夫なのだろうか・・・。


風間ママのそっくりさんが、口裂け女のように口が巨大に開き、鶏肉をベロンですからねぇ。あれは明らかに、観客を怖がらせてやろうという意図が存在しています。

川口ねぇ、あれは見事な演出ですよ。恐怖とコメディーが表裏一体なんですからね。

川口もそっくりさんと入れ替わっていて、ひろしの定規が頭に刺さってしまうのですね。それで、ひろしが春日部駅に着いた時、川口がいて、しかも定規が刺さったままなのですよね。この春日部駅のシーンでは笑いが起こっており、確かに笑えるのですが、非常に怖いシーンでもあるわけです。そういう意味でも、非常に見事な演出だと思います。

マサオ君の怯え方を見ると、自分の帰属を失いかけているように見え、そういう意味では阿部公房の『壁―S・カルマ氏の犯罪』を思い起こさせ、作品そのものが実存主義などにも通じる感じがしました。

そっくりさんが増えているらしいという中で、マサオ君が自分は本物のマサオなのかと悩むシーンが出てきます。安部公房(感想にある「阿部公房」という表記は私のミスです)の『壁』ですが、この作品は名前を失った、つまり自分の帰属するところを失った男を描いた作品ですが、自らのアイデンティティに悩むマサオ君に重なったわけなのです。自分は本物なのか、自分の身内はどうなのか、己と己を取り囲む環境に対する、登場人物たちの苦悩に、実存主義の影が見えたとも言えます。

そうそう、しんちゃんもみさえも見とれていましたが、ニセモノのひろしの「あれ」ってビッグキャノン砲なんでしょうかね。少なくとも、ホンモノはそうでもないようなので(うわ〜、このネタっていずれ載せるつもりの「オールナイトレポート7」で初めて使う予定だったのですが。まぁいっか。なお、ひろしの「あれ」は前述の「あれ」とは別です。念のため・・・)。

オールナイトレポート7第7作目で、私はビッグキャノン砲というタームをわざと太字で書いたりもしましたが、本当なら同ページで初めて使用する予定だったのですね。で、ビッグキャノン砲というのは、言うもまでもなく(?)、ひろしのマンモスのことです。この場合は、ひろしのそっくりさんですが、しんちゃんがそれに「おお〜」と湯船から見とれていましたし、みさえもビッグキャノン砲を持つ方が本物なのではと、心を動かすくらい、立派なモノなのでしょうね。そういえば、パンフレットでの声優さんたちの対談のページで、ニセモノの方がたくましく見えた、ボディラインがキレイだったという話がありますが、アソコも例外ではないのでしょうね(笑)。

ただ、徐々に恐さは無くなって、サスペンスって感じになってきましたね。
その後、非常に痛快、ドキッとする場面もありましたが、感動もすこし含まれていましたかね。
なるほど、ああいうオチですか。なんか、「雲黒斎」や「ヘンダーランド」を思い起こさせますね。
で、ラストは非常に陽気で(ホラーも残しつつ)いやあ、良かった良かった。


ホラーの要素は後半になると徐々に薄れていき、しんちゃん達がアミーゴスズキの基地に連れて行かれてからは、もうホラーのシーンは無くなってきていますね。サスペンスの要素は、ジャッキーがスーパーでみさえのそっくりさんと戦うシーンから表れ始めている様な気がします。
オチ、つまりアミーゴスズキの正体は男だったわけです。舞台挨拶の前に、水橋さんがアミーゴスズキは男なのではないかと言っていましたが、まさに水橋さんの言った事が的中したわけです!
そうそう、アミーゴスズキを覆っていたコンニャクローンが溶けるシーンは、「雲黒斎」でヒエールが雲黒斎の服を脱ぐシーンや、「ヘンダーランド」でス・ノーマンの体が溶け、ゴーマン王子が現れるシーンとダブったりしました。特に、後者と非常に良く似た展開でしたね。また、アミーゴスズキの「ギャラン道毛」という文字には、爆笑が起こっていました。

ただ、今回は劇場のあちこちから「恐い」という子供の声が聞こえました。私の斜め右後ろの女の子も「うあ〜」と怯えていましたし。まあ、それが狙いなのでしょうがね。

この他にも、泣き声が聞こえてきたと記憶しています。内容からして、明らかにそれが狙いだと思いますが、興行収入に影響しないのかと少し不安になったりしましたが、どうやらかなりの興行収入が見込めそうでしたね。

それと、エンディングが始まった時は、やっと終わったと、少しホッとしました。というのは、この時私はトイレに行きたくて、終盤あたりからずっと我慢していたのです。で、エンディングが終わると、水橋さん達に断って、トイレへ駆け込みました。なお、終わった時は午後2時34分頃でした。
終了後の会場の様子。この後チョコビをもらいました。
トイレから出た後、朝日ホールから出るお客さんがもの凄い数で、なかなか出られませんでしたね。そういえば、子供達がマスコミから今回の映画の感想のインタビューを受けていましたね。

それと、会場を出る際に、何とチョコビをもらいました。私は既にいくつか買っていたのですが、それでもやはり嬉しかったですね。

それで、私達は一緒に有楽町駅のほうへ行き、しばらくは一緒に電車に乗って(そういえば、電車の中でプレスシートを持っている、つまり試写会に行った男の子を見かけましたね)、途中からお別れとなりました。

その後、私が家に着いたのは、3時50分頃でした。その後、今回の事を日記http://blogs.yahoo.co.jp/crashinsti/2219492.html)に書きました。他にも、色々な感想があるのですが、それは次回以降へと回します。

さて、次回は公開初日の舞台挨拶つきの回を観に行った時の事ですが、この鑑賞ではあるスペシャルゲストをお招きしました。詳細は次回に。





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